初めてのオペラ鑑賞では、どのようなアイテムを持って行くとより快適に鑑賞ができるのか、わからない人もいると思います。鑑賞をより楽しむために、ここでは劇場に持って行くと役立つものを紹介します。

劇場内は寒い!? 体温調整のできるアイテムを持っていこう

劇場内は空調が効いており、人によっては寒さや暑さが気になるかもしれません。そのため、体温調整を行えるものを用意をしておくと便利です。特にショールや膝掛けなど、軽く羽織ることができるアイテムがオススメです。

ポケットにはハンカチを入れておく

劇場内ではハンカチが必需品です。

鑑賞時はなるべく音を立てることを避けなければなりませんが、どうしても咳やくしゃみが出てしまう場合があります。そんな時、ハンカチがあれば鼻や口元を押さえることができます。また、オペラなどは泣ける演目も多いので、涙をぬぐう際にも一役買ってくれるかもしれませんね。

記念品を買うなら少し大きめのバッグを

鑑賞の記念に購入するプログラムですが、A4サイズであることが多く、ポーチしか持っていないと意外とかさばってしまいます。購入したプログラムを入れることのできるカバンなどを持っていると、手持ちの荷物が減るので少し身軽になります。

ただし、鑑賞中にカバンを座席の足元に置く場合、倒して音が出てしまわないように配慮しましょう。

ここでは、比較的定番となっている持ち物を紹介しました。何度も劇場に足を運んでいれば、必要な物はすぐにわかるようになっていきます。持ち物もひと工夫して、より快適なオペラ鑑賞を!

教えてくれたのは……

(公財)新国立劇場運営財団オペラ広報担当 桑原貴さん

小学生時代から合唱が好きで将来は音楽教師になることを決意。その勉学中の高校時代に観た「蝶々夫人」でオペラに傾倒。名古屋音楽大学声楽学科に入学。卒業後、音楽制作事務所を設立。名古屋音楽大学オペラ研究員、中学高等学校の音楽科非常勤講師の兼職を経て、1997年から新国立劇場に勤務。


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