シャープは8月3日、プラズマクラスター冷凍冷蔵庫の新製品として、定格内容積が551Lの「SJ-GT55B」と501Lの「SJ-GT50B」、474Lの「SJ-GT47B」の3モデルを発表した。いずれも大容量冷凍室を実現した「メガフリーザー」シリーズとなる。発売はSJ-GT55Bが8月28日、SJ-GT50BとSJ-GT47Bが9月17日。価格はオープンで、推定市場価格はSJ-GT55Bが350,000円前後、SJ-GT50Bが320,000円前後、SJ-GT47Bが310,000円前後(いずれも税別)。

左からSJ-GT55B(グラデーションレッドとサテンブラウン)、SJ-GT50B(グラデーションレッド)、SJ-GT47B(サテンブラウン)

メガフリーザーシリーズは、冷却器ユニットのコンパクト化、高効率配置によって大容量の冷凍室を実現した冷凍冷蔵庫。SJ-GT55Bは定格内容積551Lながら、そのうち192Lを冷凍室が占め、シャープの600Lクラスの冷凍冷蔵庫「SJ-GF60A」の冷凍スペース176Lを16L上回る。シャープによれば、スーパーなどの買い物カゴ約5個分の食品を収納できるという。

冷凍ケースを自由に仕切れる「4切り(しきり)名人」を従来モデルに引き続き採用。食品のサイズや形状に合わせてケース内を仕切れるうえ、冷凍食品などを立てて収納できるため、効率よく収納でき、目的の食材を取り出しやすい。

冷凍やけを抑える「新鮮極み冷凍」も継承。上段冷凍室には「冷凍やけガード」を備え、食品に直接冷気を当てないようにし、食品の乾燥を防ぐ。下段冷凍室では通常冷凍よりもさらに低温で保存可能だ。霜取り運転前やドア開閉後に室内を急冷することで温度上昇を抑え、安定した低温保存を行える。低温をキープすることで、冷凍やけにつながる霜つきを抑えられる。

「シャキット野菜室」は冷蔵庫の真ん中に配置し、屈まずに野菜を出し入れできる。野菜室の密閉性を高め、野菜に直接冷気を当てない「うるおいガード」によって、庫内を高湿度にキープする。

そのほか、庫内温度が安定している際、主要センサーを除いてほとんどの運転を停止することで消費電力を削減する「節電25」モードや、地震の揺れを感知して冷蔵室のドアをロックする「対震ロック」も備える。

サイズは、SJ-GT55BがW685×D745×H1,820mm、SJ-GT50BがW685×D699×H1,820mm、SJ-GT47BがW685×D699×H1,745mm。いずれもドア材は強化ガラスを採用する。カラーは3モデルともグラデーションレッドとサテンブラウンの2色。