マウスコンピューターは27日、iiyamaブランドの液晶ディスプレイとして、4K解像度(3,840×2,160ドット/60Hz)に対応した40型「ProLite X4070UHS」を発売した。価格はオープン、店頭予想価格は159,800円(税込)。

ProLite X4070UHS

本体には高い強度や耐久性を持つメタルフレームを採用し、二脚スタンドを標準装備。会議室机などへの直置きも想定している。フリーマウントは400mm×200mm(VESA規格対応)で、天井からの吊り下げ設置にも対応可能。背面には別途VESAマウント穴(100mm)を設けており、同じくVESAマウント100mmに対応した小型PCを取り付けて運用できる。

液晶パネルはハーフグレア(半光沢)タイプのMVA方式で、輝度が350cd/平方メートル、コントラスト比が5,000:1(ACR有効時5,000,000:1)、視野角が左右85度/上下89度、応答速度(GtoG)が4ms、画素ピッチが0.229mm。なお、3,840×2,160ドット/60Hz表示は、DisplayPort接続時のみ対応する。

映像入力インタフェースは、HDCP対応DVI-D、HDMI×2、DisplayPort、D-Sub。DisplayPort出力も備え、DisplayPortによるデイジーチェーン接続をサポート。デイジーチェーン接続は、1,920×1,080ドット時または1,920×1,200ドット時は最大4画面、3,840×2,160ドット/30Hz時は最大2画面、3,840×2,160ドット/60Hz時は1画面のみ。また、6W+6Wの内蔵ステレオスピーカー、3.5mmステレオミニジャックの音声出力、制御用のシリアルポート(RS-232C)入出力を持つ。

機能面では、子画面表示のピクチャー・イン・ピクチャー機能に加えて、2画面/3画面/4画面分割のピクチャー・バイ・ピクチャー機能を搭載。電源オンオフスケジューラー機能では、自動で電源オンオフする曜日や時刻、繰り返し設定といった設定を3パターンまで登録しておける。そのほか、表示するコンテンツに合わせたプリセット画面モードのi-Style Color機能、3パターンのブルーライト低減調整機能などを備える。

本体サイズはW921.5×D270×H593.5mm、重量は17.3kg(スタンド含む)。付属ケーブルは、DisplayPortケーブル、Mini DisplayPortケーブル、DVIケーブル(デュアルリンク)、D-Subケーブル、HDMIケーブル、RS232Cケーブル、オーディオケーブル、電源コード。