日本科学未来館(東京都江東区)では、7月2日から企画展「トイレ?行っトイレ!~ボクらのうんちと地球のみらい」を開催している。あわせてトイレに関連したさまざまなイベントも用意している。

身近なことだから、考えてみたい

同展は、排せつの問題や、世界で約25億人がトイレを使えない環境にあるという現状がある中で、地球上の1人ひとりにとって"幸せなトイレ"とはどのようなものかを探っていく内容となっている。

開催期間中は、身近なうんちの話から水、衛生、防災、地球環境などトイレをとりまくさまざまな問題に、遊びと科学をまじえてアプローチする無料イベントを多数用意する。

会場図

7月5日には、東日本大震災など大災害での経験に基づいた医療や保健、救助・支援などの専門家によるリレートーク「防災トイレフォーラム2014」を開催する。開催時間は13時~(12時30分受付開始)、事前申込制。

7月26日~27日には、水の日記念イベント「トイレまつり」を開催する。ミニチュアトイレに絵付けする「プチトイレ絵付けワークショップ」(事前申込制)や、ネパールで用いられている水がめを使って水を運ぶ「水運びを体験しよう」(自由参加)、おまるや布オムツを人形にあてる体験をする「おむつなし育児」(自由参加)など、全9種類のワークショップが登場する。

8月9日には、館内各所にて夏休み宿題イベント「トイレの裏側を探ろう!」を実施。健康的な生活と下水道の役割を学ぶ「うんち大研究!下水道ワークショップ」(事前申込制)や、下水処理で活躍する微生物を顕微鏡などを使って観察する「スマホ顕微鏡をつかった微生物観察会」(事前申込制)のほか、下水処理や水循環についてのパネル展示を行う。

イベントの詳細は公式ページで公開している。