Steinberg Media Technologiesは、ラウドネス処理、ベースマネジメント、ADR レコーディングなど、ポストプロダクションのワークフローをより快適にするオーディオプロダクションシステムの最新バージョン「Nuendo 6.5」を発表した。リリース時期は2014年第三四半期を予定。

最新バージョン「Nuendo 6.5」は、ラウドネス処理、ベースマネージメント、ADR レコーディングなど、現場で求められる機能に応える、プロフェッショナルのためのアップデートとなっている

今回発表された最新版では、EBU R128および自由なユーザー指定に対応した自動ラウドネス処理をはじめ、アフレコ、せりふ、フォーリーのダビングをより快適かつ確実なものにするADRテイカー2.0、複数のトラックバージョンの並行して作成・管理可能なトラックバージョン、Pro Tools、Media Composer とのファイル互換性を向上したAAF対応の強化など、さまざまな新機能の追加および機能強化が行われている。

また、洗練されたサラウンドミキシングを実現する多彩なルーティングやフィルタリング機能を備えた「Bass Manager」 、往年のアウトボードエフェクトをよみがえらせる高性能アルゴリズムリバーブ「REVelation」、テープシミュレーター「Magneto II」などの新規プラグインも搭載する。