中村憲剛選手、大久保嘉人選手の「あうんの呼吸」による衝撃シュートが話題を呼んでいる

Jリーグは1日、サッカー漫画「キャプテン翼」とコラボレートして制作したプロモーションビデオ「Jリーグ×キャプテン翼 DREAM SHOOT」の第2弾の配信を開始した。

同ビデオはJリーグが展開している2014シーズンのプロモーションの一つで、同漫画内に出てくる必殺シュートに現役Jリーガーが挑戦する姿を楽しむことが可能となっている。3月には同ビデオの第1弾として、FC東京の太田宏介選手がカミソリのように切れ味鋭く曲がる「カミソリシュート」を披露している動画がweb上で公開され、「大きな反響」(Jリーグ)があったという。

第2弾となる今回のテーマは、相手が蹴ったボールを正面から蹴り返し、威力を倍増させてゴールを狙う技「反動蹴速迅砲」(はんどうしゅうそくじんほう)。Jリーグ公式サイトの特設ページなどでは、川崎フロンターレを代表する中村憲剛選手と大久保嘉人選手がこの必殺シュートにチャレンジしている映像が視聴できる。

ゴール正面からやや距離のある地点で、ボールをはさんで向き合う2人。互いに軽い助走をした後、ゴールを背にした中村選手の方が一瞬早く右足を振りぬく。コンマ数秒遅れる形で、正面にいる大久保選手が、中村選手が放ったボールを右足でけり返す。けり返されたボールはそのままゴールへ向かって一直線に伸び、無人のゴールへと突き刺さっている。

ゴールを決めた2人は、驚きと喜びが入り交じったような表情。中村選手は「今の反動蹴速迅砲でしょ? 今のすごいね。俺も感動した」と興奮気味で、大久保選手は「すごい(足に)当てた感じがあったもん」と"どや顔"気味に話している。

2日午前の時点で、「You Tube」でのビデオ視聴回数は36万回を超えている。視聴者からは「試合でやってほしい!! 」「この技をワールドカップでの秘策にするべし!! 」などの声が挙がっている。その一方で、シュート映像がコンピュータグラフィックス(CG)かどうかをめぐり、「企画は好きだけど、CGであることは間違いない」「CGじゃないと思いますけど あのわざ決して不可能じゃないはずです 普通に考えて可能ですよ」など、さまざまな意見が寄せられている(すべて原文)。

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