スイスのバーゼルで開催されたウオッチ&ジュエリーの祭典「BASELWORLD 2014」にて、カシオ計算機は「バーゼルスペシャル」となる腕時計を4モデル、および2種類のコンセプトモデルを発表した。概要はすでにお伝えしているが、ここではメタルウオッチ「OCEANUS」続報として、現地で収めた実機の写真をお届けしよう。以下の写真はすべて、クリックすると拡大表示される。

2014年はOCEANUS誕生から10周年、バーゼル特別仕様は「都会の夜の煌めき」

10周年を迎えるアナログフェイスの電波ソーラーメタルウオッチ「OCEANUS(オシアナス)」は、上質な仕上げや機能性、スポーティーかつエレガンスなデザインによって、愛用者が年々増えている。そのプレミアムラインとなるのが「OCEANUS Manta(マンタ)」。バーゼルスペシャルの「OCW-S3051S」は、OCEANUS Mantaの最新モデル「OCW-S3000」をベースにしている。

見どころは、セラミックベゼルやフェイスが表現している「都会の街並みや夜の煌めき」だ。ブラックフェイスは闇を、インダイヤルや都市コードのピンクゴールドはビル街からあふれ出す光をイメージしており、時分針やインデックスの「OCEANUSブルー」とともに夜の煌めきを表現。また、16面カットと特殊研磨を施したセラミックベゼルは、角度によってさまざまなブルーを見せ、都会の街並みを表現する。

OCEANUSは、環境光や光の加減、見る角度によって、さまざまな「色の表情」を見せる。BASELWORLD 2014のカシオブースで展示されていたものは、複雑な光源とスポットライトが使われていたため、写真では光の反射が強調されている。実際の見た目は、キラキラ感がもっと少なく、落ち着いた印象だ