マウスコンピューターは13日、同社のゲーミングブランド「G-Tune」より販売する、ハイエンドゲーミングPC「MASTERPIECE」シリーズのリニューアルを発表した。リニューアル後として、最初の製品である「MASTERPIECE i1440SA1-DOC-CVL」は、本体に「オーバークロックボタン」を備え、押すだけでCPUとGPUをオーバークロックできるという。本日より発売し、標準構成時の直販価格は229,800円(税別)から。

MASTERPIECE i1440SA1-DOC-CVL

本体前面に搭載した「オーバークロックボタン」を押すと、リアルタイムでCPUとGPUのクロックを引き上げることができる。「MASTERPIECE i1440SA1-DOC-CVL」では標準でCPUにIntel Core i7-4770Kを搭載する。ベースクロックは3.5GHzだが、オーバークロックボタンを押すことで、4コアすべて4.2GHzで駆動する。

オーバークロックボタン

一方、GPUは標準でNVIDIA GeForce GTX780を搭載するが、「MASTERPIECE i1440SA1-DOC-CVL」ではパワーターゲットとクロックオフセットの変更により、2段階のオーバークロックを実現するという。

パワーターゲットとクロックオフセットの変更により、ベースとブーストクロックを引き上げる

ケースの天面に新たにエアホールを設けたほか、140mmファンを搭載することでエアフローの強化を行っている。

「MASTERPIECE i1440SA1-DOC-CVL」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-4770K(3.50GHz)、チップセットがIntel Z87 Express、メモリがPC3-19200 16GB(8GB×2)、ストレージが2TB SATA6Gbps HDD、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 780 3GB、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。OSはWindows 8.1 64bit。