三菱自動車は27日、新型軽商用車「ミニキャブ トラック」と「ミニキャブ バン」、新型軽乗用車「タウンボックス」の3モデルを発売した。今回発売される3モデルは、いずれもスズキからのOEM供給車となっている。

「ミニキャブ トラック G」

ミニキャブ トラックは、クラストップレベルの荷台フロア長と低い荷台床面地上高が特徴の軽トラック。ゆとりある室内空間を実現したほか、広い足元スペースによる運転のしやすさ、広いドア開口部と低いシート座面による良好な乗降性を実現したとのこと。最小回転半径3.6mの小回りが利くショートホイールベースで、悪路での走破性、積載時の重量バランスにも優れているという。価格は、78万4,350円~117万1,800円。

「ミニキャブ バン G」

ミニキャブ バンは、荷室床面長・荷室幅・荷室高を最大限に確保し、低い荷室床面地上高と広いリヤゲート開口部で、四隅まで無駄なく収納できる荷室空間を確保した軽商用バン。インパネシフトを採用して運転席と助手席の間の移動を可能にしたほか、低い乗降ステップ地上高で優れた乗降性も実現している。価格は、87万9,900円~138万3,900円。

「タウンボックス G」

タウンボックスは、ミニキャブ バンをベースとしたワゴンタイプの軽乗用車。広い室内空間と荷室空間はそのままに、上質で優しい印象を与えるベージュ内装と乗員数や積載量に応じた多彩なシートアレンジを可能にしている。また、エアロ形状を取り入れ、要所にメッキを配したエクステリアを採用。価格は142万8,000~169万500円。