富士重工業は21日、スイスのジュネーブにて3月4日から開催される『第84回ジュネーブ国際モーターショー』(一般公開は3月6日~16日)に、世界初公開となる次世代クロスオーバーコンセプト「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT」や、欧州初公開となる新型「スバルWRX STI」、同車両をベースとした新型「スバルWRX STI ニュルブルクリンク 24時間レース参戦予定車」を出展すると発表した。

「SUBARU VIZIV 2 CONCEPT」

SUBARU VIZIV 2 CONCEPT(スバル ヴィジヴ 2 コンセプト)は、スバルブランドが提供する「安心と愉しさ」という価値に対する、一つの方向性を示す次世代クロスオーバーコンセプト。2013年のジュネーブ国際モーターショーで発表した「VIZIV CONCEPT」、および東京モーターショーで発表した「VIZIV EVOLUTION CONCEPT」に続くモデルとなる。

新型スバルWRX STIは、開発段階で世界各国の様々な走行条件下でテストを重ね、その走行性能を鍛え上げたというWRXシリーズのトップグレードモデル。ボディやシャシーといった車両各部の性能を極限まで高め、融合させることで、車両性能を総合的に進化させ、ハイパワーをドライバーの意のままに操ることのできる同社最高峰のAWDスポーツパフォーマンスを実現したという。

新型スバルWRX STI ニュルブルクリンク 24時間レース参戦予定車は、富士重工業とスバルテクニカインターナショナルの連携を一層強化し、より高い競争力を発揮する新たなレース車両として開発。速さと安定感を兼ね備えた高い性能を求められるニュルブルクリンク24時間耐久レースで、2012年に続く3度目のクラス優勝を目指す。