ダ・ヴィンチ2月号

本日1月6日に発売されたダ・ヴィンチ2月号(メディアファクトリー)では、小説「ホテルローヤル」で直木賞を受賞した作家・桜木紫乃を特集。この特集に渡辺ペコがマンガ化した、「ホテルローヤル」収録の短編「えっち屋」のワンシーンが掲載されている。

渡辺が描き下ろした「ホテルローヤル」の一編はフルカラーの2ページ。家業のラブホテルを手伝ってきた雅代と、アダルトグッズ販売の営業マンによるやりとりが描かれている。特集にはこのほか、桜木と西原理恵子の対談も収録。主婦兼作家で地方出身者という共通項をもつふたりが、自身の家庭環境をネタにしながら意見を交わしている。また両者による読者の悩み相談コーナーにも注目だ。

今号ではさらに新久千映「ワカコ酒」とコラボした、本が好きな女性ための台北特集も敢行。ワカコが台北の書店を巡るイラストや、「ワカコ酒」の台北編が描き下ろされている。また男同士の相棒を描くマンガを取り上げた記事では、ドラマ化で話題の「S エス -最後の警官-」をフィーチャー。原作者・小森陽一と作画担当・藤堂裕によるコメントを交えながら、「S エス -最後の警官-」の魅力を紹介する。