熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

12月23日(祝)

●「あべこうじが元モー娘。高橋愛に生プロポーズ!」【PON!】
元モーニング娘。の高橋愛との結婚を発表したあべ。出会いは明石家さんまのラジオ共演で、その後2011年5月に舞台『ハムレット』でも共演して意気投合、モー娘。は恋愛禁止のため卒業を待ってつき合いはじめたという。 当時を振り返った番組レギュラーのあべは、「全く連絡先とか交換していない。何か(高橋から)好意を持っていただいてて、打ち上げでメールの交換をした」「いろいろお話していたら、ものすごくピュアでまっすぐだった。『どうにか守ってあげなきゃ、あまり汚いものが近づかないように』と思っていた」と明かした。 さらに、「プロポーズらしいものはまだしていません。流れとしては、たまたまおつき合いすることになって、この仕事って占いの人に相性とかを聞くじゃないですか。そうしたら『家族に向いてるね』ってのが続いて、その事実を彼女に伝えたら、『え~全然考えてなかった。嫌じゃないからいいかな。結婚しようか?』と言われた」と逆プロポーズの真相を披露。「(ふだんの呼び方)ちゃん愛、これからハッピーライフをともに歩んでいきたいと思うので、今後ともよろしくお願いいたします」と宣言した。 そういえば、番組MCのビビる大木も、今年AKINAから逆プロポーズされている。優男タイプの中年芸人がモテる時代なのか。

●「おさわがせ有名人、どうなりましたSP」【ミヤネ】
今年、お騒がせだった3人のその後をクローズアップ。1人目は、離婚調停をドタキャンし、ラブホでの不倫をスクープされた上原さくら。結局これが原因で5億円の慰謝料請求を取り下げて0円で離婚に応じたという。一方、元夫の青山氏は、「彼女に向けていた愛をこれからは社員に向ける」と言っているらしい。上原は矢口騒動の裏で、けっこうやらかしていたのだ。離婚成立時に「お互いのことを話さない」という取り決めがあり、それが芸能界復帰の障害になっている。 2人目は、2年前から630万円以上を恐喝されていたエスパー伊東。ただ、恐喝以上に「年収2000万円以上」の方が世間を驚かせていた。しかし今は恐喝に加え、浪費癖がたたって貯金ゼロ。さらに、交際報道のあった沓名環希との関係は、「3回デートしたけど、自然消滅した」らしい。まさに踏んだり蹴ったりの一年だった。 3人目は、オーナーとの対立でスタジオを突然閉鎖した樫木裕実。その後の話し合いは順調で、オーナー側が会員に返金、樫木のスタッフは今も一緒に働いているようで、「裁判になることはない」らしい。現在は物件が見つからないようで、貸しスタジオを使っているという。しばらくテレビからフェードアウトしそうだ。

12月24日(火)

●「大沢樹生の長男は実子でなかった。実父は誰か?」【とくダネ】
大沢と喜多嶋舞の16歳になる長男がDNA検査の結果、「父子確率0%」であることが発覚したという。2人は1996年にデキ婚し、2005年に離婚。喜多嶋が再婚したことで親権は大沢が持っていたが、「性格や体型が似ていない」「大沢の再婚相手との子どもも死産した」ため、遺伝子を調べるつもりで検査を実行。現在は親権を喜多嶋側に移し、母・内藤洋子がロサンゼルスで育てているらしい。気になる実父は、奥田瑛二や石田純一という報道があったが、もちろん2人とも否定した。何だか謎が多すぎる。 この報道を受けた大沢は、「どういう結果であれ、息子を守る務めと義務ある」「(喜多嶋とは)一切連絡を取っていません。あちらもご家庭があるし、私も家庭があるので」と苦しい心境を吐露。報道によると長男は、「事実はそうでもパパはずっとパパだから」と言っているようだが、まだまだワイドショーを騒がせそうだ。

●「矢口真里の新展開。間男と再婚? 新事業展開も」【ミヤネ】
矢口が雲隠れして7か月。ここにきて複数の情報が同時に持ち上がった。しかも「来年の早いうちに再婚」「エステ店をオープン」と、どちらも衝撃的なものだった。 最近、間男・梅田賢三とのお出かけ姿が何度も目撃されているが、矢口の母は結婚について「分かりません。大人なので本人に任せています」と再婚に反対はしていない様子。また、かつてモデルをしながらエステ店でアルバイトをしていた梅田のために、「私が資金を出してあげる」と店をオープンさせるという。 驚くのは、年内発売最終週になっても、各週刊誌がこぞって矢口の動向を追いかけていること。もし年明けに「再婚&芸能界復帰を発表」ならインパクト十分だが……。

12月25日(水)

●「『世界で最も美しい顔』を発表! 日本トップはあの人」【PON!】
アメリカの映画情報サイト『TC Candler』が『世界で最も美しい顔100』を発表。毎年恒例のランキングだが、今年の日本人トップは、32位の石原さとみ。続いて、佐々木希が41位、桐谷美玲が46位、AKB48島崎遥香が56位、浜崎あゆみが60位、上戸彩が99位に選ばれた。 昨年の日本人トップは桐谷の12位だったが、なぜたった一年間で34位もランクダウンしたのか、基準が全く分からない。また、ランクインしたタレントは、所属事務所がキレイに色分けされ、韓国のタレントが必ず上位に入るなど、政治色の強さや配慮を感じてしまう。日本でこの手のランキングがないのは、事務所間の調整がつかないからか。

●「南キャン山里がアンガ田中とクリスマスCA合コンへ」【スッキリ】
「クリスマスをどう過ごしたか」という話になり、加藤浩次から話を振られた山里亮太は、「知り合いと合コンへ行ってきました」と自信満々の即答。すかさず加藤が「やったじゃん!」と祝福すると、山里は「あの……1時間で帰っちゃった。向こうが……」とうなだれる。加藤が「何でダメだったの?」と掘り下げると、「やっぱりパートナーにアンガールズの田中さんを選んだからですかね」と山里。加藤が「どういう女子?」とさらに食い下がると、「CAさん的なお仕事している方」と明かしたが、すぐに力なく「9時スタートで、10時終わり」という惨状をこぼした。大沢あかねが、「ご飯食べて帰っただけ」と笑うと、加藤が「『CAさんを満腹にさせて送り出した』ということだね!」と追い打ちをかける。 最後もテリー伊藤が、「何で田中と行ったの?」と尋ねると、「田中さんが『僕のことを裏切ったら殺す』って言うんですよ。『先に幸せになるな』って」とボヤいた。ロンハーのドッキリじゃないだけよかったかも。

12月26日(木)

●「鉢合わせのパイオニア、大鶴義丹&山路徹が矢口を語る」【ノンストップ】
「今年を振り返る」企画で実現した夢の対談だが、人選が実にこの番組らしい。まず自身が起こした過去の騒動について、山路は「ボスニアやソマリアの戦場に似ていた」「戦場はあきらめなければ必ず出口がある。逆境の中で希望が見つかった」と当時を振り返る。“全て戦場にたとえる”という芸を身につけたのは、確かに収穫だろう。 一方の大鶴は「引いてぶり返されるのが嫌だから雲隠れしなかった。それでダメなら業界やめるしかないなと思ったし、『オレなりに思うことを言ってみよう』としてみたら、何となく流れができて、またテレビに出られるようになった」と誇らしげな顔で語る。 現在、姿を消し続けている矢口真里について、山路は「謝罪会見をした方がいい。叩かれた先に広がる世界があるし、無傷ではいられない」と熱弁。大鶴も「芸能人は世の中と約束事をしているわけだから、放っておくとその本質を失ってしまう。まだ間に合う。流さなければいけない血がある!」と語りかけた。 これを見たスタジオの神田うのは、「傷のなめ合いにしか見えない。こういう男性嫌い」、千原せいじは、「この2人は修羅場を潜り抜けたのではなく、慣れただけ」とバッサリ。だからおもしろいのに。

●「加藤の天敵・まゆゆが公開謝罪。その訳は?」【スッキリ】
加藤浩次と『めちゃイケ』で死闘を繰り広げた渡辺麻友率いる『渡り廊下走り隊』が解散の理由を明かした。11月の発表時は「不仲による急転直下の解散」と言われていたが、この日は一転して「不仲はウソ。すいませんでした」と謝罪。解散の理由を「もともと中高生の設定でしたが、社会人になりソロ活動も増えたので、活動の役割は果たしたから」と話した。 そもそも不仲説は、ベストアルバムの特典映像でメンバーが口論しているシーンがあり、それが報道されたことから、メンバーたちはあえて仲の悪さをアピールしていたという。報道を逆手に取ったのか、それとも筋書通りか……。 活動期間は約5年間と長いが、AKB48の派生ユニット解散は初だけに、2月の解散ライブは話題を集めそう。ただスタジオは解散よりも、フォトセッションに山里亮太が混じっていることに大ブーイング。「ゴミ虫がいる!」「いらない‼」「どうせ使わないよ」と非難の嵐だったが、その通り新聞などでは全て山里だけ切られていた。

12月27日(金)

●「今年の芸能ニュース。最高視聴率1位は、あのオッサン」【ノンストップ】
今週3日間に渡って特集された『ノンストップ! タブロイドアワード2013』。年間視聴率第5位は「西郷輝彦、事務所の金銭トラブルで裁判」。結果を知らされた西郷は「うれしいやら悲しいやら」。デビュー50周年のディナーショーは完売と人気は健在だった。4位は「中村江里子のパリ自宅が空き巣被害」。この日は生出演し、豪華な自宅を紹介。天井に絵が描かれていたり、イベリコ豚の塊があったり、いかにも主婦ウケしそうなネタだ。3位は「岸部一徳、ご近所トラブルで妻と別居」。『ザ・タイガース』武道館ライブやドラマ『ドクターX』など仕事が絶好調だけに、注目を集めたのか。2位は一般のニュースで、1位は「みのもんた次男逮捕。ラジオで『100倍返し』宣言」。『半沢直樹』に乗っかって注目を集めようとした、みのもんたのあざとさに、まんまと引っかかってしまったらしい。 ちなみに、最多22回登場したのは、市川海老蔵。レポーターに直撃された海老蔵は、いきなりミニくす玉を持たされながらも笑顔。さらにその様子をすぐにブログへアップし、「ノーギャラです」とバラすなど絶好調だ。

●「大忘年会スペシャル! ガガが餅つき、加藤がギネス記録達成」【スッキリ】
まずは、明治天皇の玄孫(やしゃご)で、華原朋美への求愛も話題を呼んだ竹田恒泰氏の家へ。愛車ロールスロイスで案内された家の外観は、意外にもボロボロ。ただ、内装は明治天皇からもらったステンドグラスや、宮中に納めている家具など豪華だった。事前に「朋ちゃんの話はNG」と言われていたが、テリー伊藤からツッコまれた竹田氏は「歌は下手より上手い方がいい」と微笑む。つくづく温厚なキャラだ。 続いてレディ・ガガをおもてなし。今回が4度目の出演で、もはや来日時の定番となっている。ガガはMC席を乗っ取ったり、天気予報を読んだり、餅つきをしたりと大サービス。アメリカではあまりテレビ出演せず、生歌もほとんど歌わないというから、いかに日本好きかが分かる。 その他、加藤浩次と菊池弁護士が「ボクシンググローブキャッチ(テニスボール)」ギネス記録を生達成するなど、レギュラーそろっての賑やかな締めくくりとなった。


この日で今年のワイドショーは終了。「矢口真里の連れ込み騒動」「峯岸みなみの丸刈り動画」「堺雅人&菅野美穂の結婚」「みのもんたと板東英二の謝罪会見」など、さまざまなニュースがあり、芸能人たちの悲喜こもごもが見られた。 ただ、大物同士の熱愛や結婚報道は、例年より少なかったような……。男女ともに一般人との結婚がスタンダードになっただけに、2014年は超ド級のビッグカップルを期待したいところ。芸能人のみなさん、一年間おつかれさまでした。来年も喜怒哀楽+サプライズなニュースをお願いします。

木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。