3Dアクションアドベンチャー大作『ウォーキング with ダイナソー』のジャパンプレミアが12月11日にエプソン品川アクアスタジアムで開催。本作の日本語吹替版で主人公の恐竜パッチ役の声優を務めた木梨憲武、応援団長・ダイナソーこども大使と恐竜解説を担当した鈴木福、テーマソング「Piece of Love」を歌う平原綾香が登壇した。

左から、鈴木福、木梨憲武、平原綾香

本作は、科学的検証の下、恐竜の子育てや大移動など、新たな発見を盛り込んだ世界を、『アバター』(2009年)の3D技術を駆使して映像化した、実体験型の3D映画。プレミアも映画の内容にちなみ、7000年前のアラスカにタイムスリップしたという設定の特設ステージを用意。鈴木福は、一番好きな恐竜“翼竜”に乗って空から登場した!木梨も主人公のパキリノサウルスの自転車に乗って現れ、会場を沸かせた。木梨は、この自転車が、実家である木梨サイクルのものだとちゃっかり宣伝しつつ、観客の1人に自転車をプレゼント。この粋な計らいは、観客にも大好評だった。

木梨は、『ファインディング・ニモ』(2003年)以来10年ぶりの声優に挑戦した。「10年前はニモ、魚で、10年ぶりにお仕事が来たのが恐竜。人間はないみたい」と苦笑い。でも「『アバター』を超える作品ができたとスタッフが自信満々に言っていたので、参加させてもらって光栄です」と満足気にコメント。鈴木は「見た後、元気になれる映画。アレックスとパッチの掛け合いが面白かった」と笑顔を見せた。木梨が「パッチの声、おじさんがやったけど、大丈夫だった?」と聞くと、鈴木は「すごく合ってました」と太鼓判を押した。

また、木梨は本作のテーマについて「福くん、生きていく勇気って何だろうね?」といきなり振ると、鈴木は「強い心かな」としっかり返答。木梨は「みなさん、台本にないことを無茶ぶりしてもこの答えです」と感心しながら鈴木の名レシーブぶりを称えた。平原は本作を見て、とても感動したようで「何度も泣きました。最初は泣くと思っていなくて、力強い作品で勇気が出ると思っていたら、涙も出せる作品でした。お2人の声がすごく素晴らしくて、楽しかったです」と満足気に感想を述べた。平原は思いを込めてテーマソング「Piece of Love」を熱唱し、会場も大興奮。熱気に包まれたプレミアとなった。