主にどういった場所・時間で勉強していますか?

スキマ時間で勉強できるインターネット通信講座「通勤講座」を運営するKIYOラーニングは、中小企業診断士試験に興味のある人/受験を予定している人を対象に、社会人の資格取得に関する勉強方法や意識についてアンケート調査を実施した。調査時期は5月。

通勤時間を勉強に使っている人が9割にのぼる

「主にどういった場所・時間で勉強していますか?」と聞いたところ、1位「自宅(65%)」、2位「通勤時間(電車)(40%)」、3位「会社の休み時間(35%)」となった。「通勤時間(電車)」、「通勤時間(バス)」、「通勤時間(車)」、「通勤時間(徒歩)」を合計すると85%にのぼり、「通勤時間」を活用している人の割合が、1位の「自宅」を大きく上回っている。

「会社の休み時間(35%)」、「移動時間(27.5%)」という回答からも、ちょっとした"スキマ時間"を有効利用している、忙しいビジネスパーソンが多いという状況がうかがえた。

どのような機器・方法で勉強していますか?

また、「どのような機器・方法で勉強していますか?」という質問では、1位に「スマートフォン(42.5%)」、2位に「パソコン(40%)」、3位に「携帯音楽プレイヤー(32.5%)」がランクイン。スマートフォンとタブレットの利用者を合計すると70%となり、これらを勉強に利用することが一般的になってきている様子がわかる。

試験勉強で、苦労する事、大変だと思う事は何でしょうか?

なお、「試験勉強で、苦労する事、大変だと思う事は何でしょうか?」と聞いたところ、1位「内容を記憶すること(90%)」、2位「モチベーションの維持(85%)」、3位「試験問題が解けるようになること(84.6%)」となった。

難関資格では、学習範囲が広いことが多く単純に記憶することに苦労している人が多いことがわかる。また、覚えた知識を活用して、試験問題が解けるレベルに達するまでにもさらなる苦労があり、学習を続ける「モチベーションを維持することがなかなか難しい」ということが結果からも現れた。