米HPは8日(現地時間)、Googleとのコラボレーションで開発した11インチサイズのChrome OS搭載パソコン「HP Chromebook 11」を発表した。Googleが提供するChromebookのハイエンド製品「Pixel」に発想を得ており、デジタルコンテンツを快適に楽しめる設計になっている。米国における価格は279ドルだ。

写真のホワイト/ブルー、ホワイト/グリーン、ホワイト/レッド、ホワイト/イエローとブラックの全5色

Chromebook 11はプロセッサがSamsungのExynos 5250、RAMが2GB。ストレージは16GBだが、クラウドストレージGoogle Driveの100GBプランを2年間無料で使用できる。11インチディスプレイはIPSパネルで、解像度は14インチのChromebook 14と同じ1366×768だ。ユーザーが画面を見ている状態でダイレクトに音が届くようにスピーカーがキーボードの下に配置されており、ヘッドフォンを使わずにYouTubeやGoogle Play Musicを楽しめる。ワイアレス機能はWi-Fi (802.11a/b/g/n)、Bluetooth 4.0。Chromecastをサポートする。VGA Webカム、USB 2.0ポート×2、ビデオ出力用のSlimportを装備。充電用のポートがMicro USBになっているため、Micro USB対応のモバイルデバイスと充電アダプタを共用できる。本体サイズは297×192×17.6ミリで、重量は1.04キロ。バッテリー駆動時間は最大6時間だ。