ハミングヘッズは、マルウェア対策や脆弱性対策など総合的なセキュリティを提供するPCセキュリティソフト「ディフェンスプラットフォーム(DeP) ホームエディション」の60日間無料体験版をECカレント内の特設サイトで公開した。対応OSは、Windows XP /Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 R2(Standard/Enterprise Edition) / Server 2008 Enterprise / R2 Enterprise。動作環境の詳細はダウンロードWebサイトに掲載されている。

「ディフェンスプラットフォーム(DeP) ホームエディション」は企業向け情報漏えい対策などを手掛ける同社が提供するセキュリティ対策ソフトで、100%補足を謳う「割込み型迎撃方式」を用いてウイルス対策を行う。「割込み型迎撃方式」は、APIを常時監視し、ウイルスのAPI利用を補足し、これを迎撃する。入口・出口、ファイル、レジストリ、外部メディア、通信、メモリなどPC内で守るべき箇所約30万箇所を監視することでこれを実現する。捕獲された際の警告パネルには、実行方法や侵入経路などを警告画面で詳細に表示される。誤検知を無くすために「H4E(HummingHeads 4 Elements)」機能を用いて、IPアドレス、プログラムの詳細・親子関係、ハッシュ値など大量の情報をもとに該当プログラムがPCへの影響を識別するという仕組みが用いられている。

パターンファイルを用いないために、他社のアンチウイルスソフトとの共存ができることも大きな特徴となるほか、2014年のWindows XPのサポート終了問題などセキュリティ更新が行われない環境においても、一役買うセキュリティ対策ソフトになる。

警告画面。実行方法やしようとしていた行動もその都度表示する

「H4E(HummingHeads 4 Elements)」。IPアドレス、プログラムの詳細・親子関係、ハッシュ値など大量の情報をもとに該当プログラムがPCへの影響を識別する