日本人が間違いやすいTOEFL英単語ランキング トップ20

語学学習サービス「iKnow!」の企画開発・運営・販売を行うセレゴ・ジャパンは、8月1日に同サービスを利用するユーザーの学習データを分析した「日本人が間違いやすいTOEFL英単語ランキング」を発表した。

1位は形容詞の「disparate」

同ランキング1位は、形容詞の「disparate(まったく異なる)」だった。2位は動詞の「revile(悪口を言う。ののしる)」、3位は形容詞の「furtive(コソコソした、ごまかそうとした)」となっている。以下、「fastidious(口うるさい)、「derogatory(軽蔑的な)」、「relentless(しつこい)」、「eschew(逃げる、控える)」と続く。

日本人はTOEFLでネガティブワードに弱い

ランキングでは、上位20位中13語が形容詞という結果になった。また上位20位には、ネガティブな意味を持った単語が多くランクインしている。トップ10だけを見ても、そのうちの半分程度がネガティブな意味を持った単語だった。

同社によると、この結果は「日本人が間違いやすいTOEIC英単語・熟語ランキング」の結果と大きく異なるという。TOEICのランキングでは、トップ10にネガティブなワードは1つも含まれていない。

このことから同社は、日本人が間違いやすいTOEFL英単語は、TOEICでは見かけない「ネガティブワード」が中心で、TOEICが高得点でもTOEFL対策では、改めて単語を習得する必要がある、としている。

左)日本人が間違えやすいTOEFL英単語ランキング 右)間違えやすいTOEIC英単語・熟語ランキング

※同調査は、同サービス「TOEFL対策全コース(基礎、リスニング、リーディング)」を学習した約5,000人のデータを基に分析。対象となった調査期間は、2011年4月~2013年5月までの学習履歴データ。「間違いやすい英単語」は、同サービスの学習アルゴリズムが、覚えているべきと判断したタイミングで出題した問題の中で、正答率が低い単語のこと。