みずほ銀行はこのたび、19日に開催された「MCPC award 2013」において、全業界で初めてという3年連続で「奨励賞」を受賞したと発表した。

同行は、2011年と2012年に、スマートフォン分野で2年連続受賞(おうちのおかね、ATM・店舗検索アプリ)した。今回は、マルチデバイス対応「みずほ銀行アプリ」が、タブレット分野においても、先進的なサービスを提供していることについて高く評価され、3年連続の受賞となったという。

MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)は業界を超えたモバイルコンピューティングの普及促進団体として1997年に発足。多数の標準化作業をはじめ、「モバイルコンピューティングガイドブック」の製作、「モバイル実践セミナー」や「MCPC モバイルソリューションフェア」開催などを通して、モバイル市場拡大に貢献している。MCPCではこれら活動に加えて、モバイルコンピューティングの導入により高度なシステムを構築し、顕著な成果をあげている企業や団体を表彰する日本で初めての試みとして、「MCPC award」を2003年度より開催。モバイルシステム導入により「業務効率化」、「コスト削減」、「売上拡大」、「業績向上」や「モバイル技術の効果的活用」などの顕著な成果をあげている企業や学校・団体・自治体の事例を募集・顕彰し、今後導入を検討しているユーザの手本となるよう紹介している。MCPC award 2013は、総務省、経済産業省、日本商工会議所、東京商工会議所などが後援している。

4月19日の受賞の様子

マルチデバイス対応「みずほ銀行アプリ」の特徴

  • 「タブレット端末に特化」した、大画面で見やすく「スライド操作」を活用した金融サービスアプリ

  • 宝くじのキャリーオーバー、為替相場、金利などの「リアルタイムのデータ更新機能」

  • 新商品の案内やキャンペーン情報を知らせる「プッシュ通知機能」

  • お気に入りページへの「簡単アクセス機能」など

ワンタッチで、カンタン、ベンリに利用してもらうことに徹底的にこだわり、同行スマートフォン向けサービスの利用者は、すでに100万人を突破するなど、先進性だけではなく、利用促進にも大きく貢献しているという。

今後も、スマートフォン、タブレットに加えて、あらゆるリモートチャネルで、「簡単」、「便利」で、「楽しく」、「一歩先行く」サービスを提供し、金融業界から日本のモバイル市場の拡大へ取り組んでいくとしている。