JR東日本長野支社は9日、ダイヤ改正にともない引退する123系車両のプレートなど、記念グッズ4種類を発売する。

3月16日のダイヤ改正にともない引退する123系(クモハ123-1)車両

プレートは縦75mm・横300mmで、「ありがとう123系 辰野 - 塩尻」の文字が表面に印刷されている。123枚限定で、塩尻・辰野両駅のコンコースにて朝10時より発売され、価格は1枚2,000円。なお、シリアルナンバーの記載は行わない。

その他の記念グッズは、掛け紙付き特製弁当(1,050円)、ストラップ(700円)、記念プレート(縦144mm・横244mm、1,500円)。これら3種類については、朝10時より塩尻駅コンコースのみで発売する。特製弁当は123個の限定だが、他の商品についても売り切れ次第終了となる。販売に際しては混雑が予想されるため、通行に影響がある場合には整理券を配布し、状況に応じて1人あたりの購入数を制限する。周囲の駅利用者への迷惑や混乱が生じた場合、販売時間の変更や販売の中止、販売方法の変更などを行うという。

JR東日本の保有する123系はクモハ123-1の1両のみ。長く中央本線辰野~塩尻間の普通列車に使用され、「ミニエコー」の愛称で親しまれてきた。3月16日のダイヤ改正でE127系(2両編成)に置き換えとなり、引退する。