ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー、ユーリア・スニギル、ジョン・ムーア監督らは31日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスの20世紀フォックス撮影所の防音スタジオの壁に作られた、映画『ダイ・ハード』シリーズ25周年を記念した巨大壁画の除幕式に登場した。

同イベントに参加したブルース・ウィリス

20世紀フォックスの会長 ジム・ジアナポリスが司会を務めた同イベント。B・ウィリスがスイッチを押すと、花火とともにステージにかけられた幕が落ち、これまでに『サウンド・オブ・ミュージック』や『スター・ウォーズ』などのFOX作品のなかでも代表的なタイトルしか壁画になっていないという幅45メートル、高さ12メートル以上の巨大な壁に『ダイ・ハード』シリーズ一作目の排気ダクト内のジョン・マクレーンが描かかれた壁画が登場した。

この日、スクエアなスーツ姿で登場したB・ウィリスは「嬉しいです。20世紀フォックスにこれまで見たこともないほど大きな壁画を作ってもらいました。本当に嬉しいです。このスタジオの小さなステージから仕事を初めて、どんどん大きな仕事をさせてもらいました。25年に渡って『ダイ・ハード』シリーズを楽しませてもらいました。皆さん本当にありがとうございます」と、実際の壁画を目の当たりにし、目を潤ませた。一方、最新作でB・ウィリスの息子役を演じたジェイ・コートニーは「本当にうれしいです。この世代でもっとも有名なフランチャイズである『ダイ・ハード』シリーズに出演させていただき、これ以上の光栄なことはありません。嬉しいです」と"父親"が主演を務める同シリーズに出演できた喜びを語った。

20世紀フォックス撮影所の防音スタジオにできた壁画(左)とB・ウィリス(右)

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』の舞台はロシア連邦の首都モスクワ。ジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)の一人息子ジャック(ジェイ・コートニー)がロシアで警察沙汰のトラブルを起こし、裁判に出廷するハメに。その身柄を引き取るために、単身、モスクワに降り立ったジョン。しかし、到着直後、壊滅的なテロに見舞われ、そこからシリーズ最大最強の敵に立ち向かっていくことになるのだが……。

映画『ダイ・ハード/ラスト・デイ』は、2013年2月14日より、TOHOシネマズ日劇ほか全国公開。

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