日本ヒューレット・パッカードは24日、2013年春モデルのノートPCとして、タッチ対応の14型Ultrabook「HP ENVY TouchSmart Ultrabook 4-1200」、および分離合体ギミックを持った11.6型「HP ENVY x2 11-g000」を発表した。同日午後より順次発売し、価格は95,000円前後より。

HP ENVY TouchSmart Ultrabook 4-1200

「HP ENVY TouchSmart Ultrabook 4-1200」
(製品版には日本語キーボードを搭載)

14型ワイドのタッチ液晶を搭載するUltrabookで、量販店モデルとなる。2012年冬モデルでは1モデル展開だったが、2013年春モデルではCPUやメモリ容量が異なる上位/下位の2モデル構成となった。2月下旬より発売し、上位モデルの店頭予想価格は110,000円前後、下位モデルは95,000円前後。

トップカバーとパームレストにアルミニウム素材を使用。マルチジェスチャー機能付きイメージパッド、Beats Audioステレオスピーカーとサブウーファーを搭載するほか、500GB HDD+32GB SSDという構成のSSDアシスト・ハードドライブによるクイック起動に対応。データを保護する「HPプロテクトスマート・テクノロジー」や、USB 3.0ポートと電源オフUSBチャージ機能に対応したUSB 2.0ポート、2in1メディアスロットなども備える。

上位モデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i5-3337U(1.80GHz)、メモリが8GB、ストレージが500GB HDD+32GB SSD(mSATA)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4000(CPU内蔵)、OSはWindows 8(64bit)。液晶ディスプレイは14型ワイドHDタッチ対応で、解像度は1,366×768ドット。バッテリ駆動時間は約7時間15分。IEEE802.11b/g/n対応無線LANとBluetoothを搭載する。本体サイズはW342×D237×H23~25.4mm、重量は約2.1kg。

下位モデルでは、CPUがIntel Core i3-3227U(1.90GHz)、メモリが4GB、バッテリ駆動時間が約7時間となる。その他の主な仕様は上位モデルとほぼ共通。

HP ENVY x2 11-g000

「HP ENVY x2 11-g000」
(製品版には日本語キーボードを搭載)

分離合体コンバーチブルタイプのノートPC「HP ENVY x2 11-g000」は、基本的には2012年冬モデルが継続となるが、従来機をスタンダードモデルと位置付け、新たにマイクロソフトのOffice Home & Business 2010をバンドルした「スタンダード・オフィスモデル」を追加した。

2012年冬モデルのニュース記事、レビュー記事も参照いただきたい。
日本HPの2012年冬モデル、ノートPCでもタブレットでも。分離合体11.6型ENVY
【レビュー】Clover Trail搭載で19時間駆動のタッチ対応Windows 8コンバーチブルPC - 日本HP「HP ENVY x2」

主な仕様は、CPUが「Clover Trail」ことIntel Atom Z2760(1.8GHz)、メモリが2GB、ストレージが64GB SSD(eMMC)、グラフィックスがIntel GMA(CPU内蔵)、光学ドライブは搭載しない。主なインタフェースは、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、NFC、マイク入力、音声出力、HDMI出力、USB 2.0×2。

液晶ディスプレイ(タブレット部分)はIPS方式で、解像度は1,366×768ドット。バッテリ駆動時間はタブレットのみで約10時間45分、キーボードドック装着時で約19時間。本体サイズ/重量(参考値)は、液晶ディスプレイ(タブレット)部分がW303×D193×H8.6mm/約710g、キーボードドックと合体させた場合はW303×D206×H19mm/約1.41kg。OSはWindows 8(32bit)。