NTTドコモは22日、ソニーモバイルコミュニケーションズが21日に発表したAndroidタブレットの新モデル「Xperia Tablet Z」を3月中旬に、ソニーが米国の大型家電展示会「2013 International CES」(CES)で展示していたスマートフォン「Xperia Z」を2月9日に発売すると発表した。

Xperia Tablet Z

Xperia Tablet Z

「Xperia Tablet Z」は、6.9mmの薄さと495gの重量で、10型クラスのタブレットとして国内最軽量を謳うタブレット(2013年1月21日時点、同社調べ)。21日の発表時点では、詳細なスペックや発売日などは後日公開とされていた。

10.1型の本体に1,920×1,200 ドット液晶の「Reality Display」を搭載。プロセッサ名は未公開だが、1.5GHzのクアッドコアプロセッサを内蔵する。

カメラ機能としては、ソニー製の裏面照射CMOS「Exmor R for mobile」採用の810万画素カメラを搭載。デジタル一眼レフカメラ「α」シリーズで採用された輝度/色ノイズ低減技術や、周囲の状況に合わせ最適な設定で撮影する「プレミアムおまかせオート」などを備える。

IPX5/7相当の防水性能やIP5X相当の防塵性能や、NFCにも対応。NFC対応のソニー製の対応機器にかざすと写真や音楽をワイヤレスで転送・ストリーミングできるワンタッチ機能に対応する。サウンドでは、独自のバーチャルサラウンド技術「S-Force フロントサラウンド 3D」などを活用する「WALKMANアプリケーション」を備える。

本体サイズは約W266×約D172×約H6.9mm(最厚部約7.2mm)、重量は約495g。主な仕様は、OSがAndroid 4.1、内蔵メモリがRAM:2GB/ROM:32GB、カメラが約810万画素、電池容量が6,000mAh。通信機能は3G、LTEおよびBluetooth 4.0に対応。

このほか、ワンセグ、おサイフケータイ、テザリング、NOTTVに対応。赤外線通信は不可。カラーバリエーションはBlackとWhiteの2色。

カラーバリエーションはBlack(ブラック)とWhite(ホワイト)の2色

Xperia Z

Xperia Z

「Xperia Z」は、ガラス素材を使用した約7.9mmの薄型ボディに、5型のフルHD(1,920×1,080ドット)液晶を搭載したフラット型スマートフォン。2月9日に発売し、予約開始は1月23日から。

2013年1月に米ラスベガスで開催した大型家電展示会「2013 International CES」(CES)でも展示され、国内投入も予告されていた。プロセッサ名は未公開だが、CESではSnapdragon S4 1.5GHzクアッドコアプロセッサを搭載していた。

「Xperia Tablet Z」と同様に、IPX5/7相当の防水性能やIP5X相当の防塵性能、NFCやBluetooth 4.0、おサイフケータイ、ワンセグ、テザリング、WALKMANアプリケーションなどを搭載。ほか、赤外線通信にも対応する。

カメラ機能にも注力し、ソニー開発の積層型CMOS「Exmor RS for mobile」採用の1,310万画素のメインカメラを搭載。輝度/色ノイズ低減技術や「プレミアムおまかせオート」なども備える。

本体サイズは約W71×約D139×約H7.9mm、重量が約146g。主な仕様は、OSがAndroid 4.1、内蔵メモリがRAM:2GB/ROM:16GB、カメラが約1,310万画素、電池容量が2,330mAh(着脱不可)。通信機能は3G、LTEおよびBluetooth 4.0に対応。カラーバリエーションはBlack、White、Purpleの3色。

カラーバリエーションはBlack(ブラック)、White(ホワイト)、Purple(パープル)の3色