河合楽器製作所は、同社の楽譜認識・作成ソフトウェアの最新バージョンとなる「スコアメーカー7」シリーズ(Pro/Std/Lite)を発売した。価格は、Proの通常版が6万3,000円、アカデミック版が5万400円。 Std(スタンダード)の通常版が3万9,900円、アカデミック版が2万9,400円。Liteが2万1,000円(Liteはアカデミック版の展開なし)。

「スコアメーカー7」シリーズは、楽譜認識をはじめとした様々な楽譜作りのためのノウハウを詰め込んだ楽譜認識・作成ソフトウェア

このたび登場した最新版では、長年培ってきた基本性能はそのままに、ユーザーインタフェースのデザインを一新。パレットパネル類の最小化により画面を有効に利用できるようになったほか、お気に入りパレット、自動保存、演奏パネルへのミキサー機能の搭載といった機能追加も行われている。

さらに、従来から使用可能だったスキャナ取り込みによる画像ファイルに加え、PDFファイルからの楽譜認識も実現。数字譜のフォント設定や、複雑な拍子記号などにも対応し、他社製のフォント(Chaconne, Kousaku, Jazz)を利用可能になるなど、記譜能力も強化された。

なお、同ソフトウェアの対応OSはWindows XP/Vista/7/8(64bit版含む)。変更されたインタフェースなどの新機能について、同社Webサイト上で取り扱い方法を解説した製品動画の視聴が行える。