FUNKY MONKEY BABYSの20thシングル「サヨナラじゃない」(11月21日発売)が、内村光良監督の映画『ボクたちの交換日記』の主題歌に決定したことが明らかになった。

映画『ボクたちの交換日記』の主題歌を担当したFUNKY MONKEY BABYS(左)と監督の内村光良

原作は鈴木おさむが"お笑い芸人たちの青春の光と影"を描いた「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」。お笑いの世界に身を置きながら自らもその"光と影"を経験してきた内村光良がメガホンをとり、その人間模様を温かくもリアルに映像へと落とし込んだ。劇中に登場する架空のお笑いコンビ・房総スイマーズは伊藤淳史、小出恵介がW主演で演じる。

今回のFUNKY MONKEY BABYSとのコラボレーションは、内村監督からの熱烈ラブコールで実現したもの。内村監督はその理由を「エンディングで彼らの曲を聴いたら、絶対にお客さんが気持ちよく映画館を後にできると確信しているからです」と語り、「個人的に好きな理由のひとつとして、彼らの歌を聴くと、過去のうれしくて切ないさまざまな出来事が瞬時によみがえってくるところ。今回の『サヨナラじゃない』も、しびれました。この映画のために書き下ろしていただき、本当に感謝しています」とたたえた。

同曲は、FUNKY MONKEY BABYSが完成したばかりの映画本編を見て、歌詞と楽曲を書き下ろした楽曲。FUNKY MONKEY BABYSは「当初、このお話を内村監督や鈴木おさむさんから頂いた時は、逃げたくなるくらいのプレッシャーを感じました(笑)」と制作当初を振り返り、「もともと原作が好きでしたし、映画自体も心から素晴らしいと思える内容でした」と映画を通して作品の魅力にあらためて気づいたようだった。

架空のお笑いコンビ・房総スイマーズを演じた伊藤淳史(左)と小出恵介