東芝は、9月27日に行った新型レグザ「Z7」「J7」シリーズの発表会において今後の4K対応製品の展開についてアナウンスを行った中で、4Kの出力に対応したノートPC「dynabook」を商品化することを発表した。会場では実際に、「dynabook」の映像を直接4K対応のレグザに出力するデモが展示されていた。

4K出力対応の「dynabook」を2013年に商品化する

展示されていた4K出力対応「dynabook」の試作機

同社では現在、4K対応の液晶テレビ「55XS5」「55X3」をリリースしている。2013年は4K対応テレビの第2弾をリリースする予定となっており、それにあわせての、4K出力対応ノートPCの商品化となる。

4K出力対応の「dynabook」は、8月31日に開催した「IFA 2012」でも試作機が展示されていた

IFA 2012においても、2013年からの4K対応dynabook商品化を表明していた

この4K出力対応の「dynabook」は、搭載する液晶パネルが4K対応というわけではなく、「dynabook」からの映像外部出力において最大4K出力が可能というもの。4K表示に対応したディスプレイを接続することで、高精細な映像を再生できるようになる。

現在発売されている4K対応レグザは、4K信号をダイレクトに入力することができず、4K信号の入力には、4K2K映像入力アダプタ「THD-MBA1」を必要としている。しかし、新4Kテレビでは、4K出力対応の「dynabook」から直接4K信号を入力することが可能で、4K2K映像入力アダプターは不要になるとのことだ。