レノボ・ジャパンは29日、Ultrabook新モデル「ThinkPad X1 Carbon」の記者発表会の中で(同発表の記事はこちら)、「ThinkPad Tablet 2」と呼ばれるタブレット端末の新製品を公開、近日投入予定であることを予告した。OSにWindows 8 Professionalを搭載する企業用途に特化した製品であるとしており、Windows RT搭載のタブレットとは一線を画している。
既報のThinkPad X1 Carbonの発表会の中で、レノボ・ジャパン 執行役員常務 横田聡一氏が実機をサプライズ公開したもので、詳細な製品スペックや、具体的な登場時期などは未定だが、Microsoftの次期OSであるWindows 8(およびWindows RT)のリリースにあわせて登場してくるものと見込まれる。
横田氏が現時点で公開したThinkPad Tablet 2の情報としては、OSがフルサイズのWindows 8 Professionalであること、TPMチップを搭載していること、本体に収納できるデジタイザペンが備わっていること、Bluetoothキーボードが用意されることなど。ほか外観から、ThinkPadがイメージされるブラック基調のデザインで、本体サイズは10インチ程度ということがわかる。
今回は一部情報の公開にとどまったが、Windows 8の発売が近づいていることもあり、ThinkPad Tablet 2の正式な製品発表も近日中に行われるものと考えられる。