日立アプライアンスは、発熱効率を高めたIHジャー炊飯器「RZ-W2000K」を7月20日に発売する。価格はオープンで、市場推定価格は約9万円前後。

「RZ-W2000K」。カラーはメタリックレッド、パールホワイトの2色

「RZ-W2000K」は、内釜内にステンレス二層構造となる「真空断熱層」を設け、かまどの原理で熱を封じ込める「圧力&スチーム 真空熱封」シリーズの新製品。新たに内釜の底面部を広げたことで、中央部が早く沸騰できる「対流大火力 打込み鉄釜」を採用した。これにより内釜内の対流が促進され、IH発熱効率は同機能未搭載の従来製品と比べ約8.3%高い、約85.3%となっている。

また、真空断熱層を生かし、保温に電気をほぼ必要としない「節電保温」や、炊飯時の蒸気の排出を抑える「蒸気カット機能」を継続搭載している。1回あたりの炊飯時消費電力はふつう時で131.2Wh、極上時で174Wh。

合わせて、真空断熱容器の高さが「RZ-W2000K」の約半分で、対流大火力の機能を省いた「RZ-SW1000K」(市場推定価格価格約7万円)も発売する。

サイズと重量は、「RZ-W2000K」がW267×D361×H246㎜で7.9㎏。「RZ-SW1000K」がW258×D378×H236mmで6.3㎏。最大炊飯容量はいずれも1.0L。