富士フイルムは5月23日、コンパクトデジタルカメラ「FinePix XP50」を発表した。発売日は6月9日で、価格はオープン。推定市場価格は2万円前後となっている。

カラーは写真のオレンジのほか、シルバーとグリーンを加えた全3色をラインナップ

水深5mで使用可能な防水性能、砂やほこりの侵入を許さない防塵性能を備えたモデルで、夏場のレジャーに適しており、さらに高さ1.5mからの落下にも耐える耐衝撃構造により岩場などのアウトドアでの撮影も安心して行える。また、耐低温はマイナス10度までとなっているため、ウインタースポーツの撮影にも使用可能だ。

撮影機能としては、「人物」「風景」「夜景」「マクロ」「逆光&人物」「夜景&人物」の6種類から、撮影環境に応じた最適シーンを自動で適用する「シーンぴったりナビ」を搭載。複雑な操作を行いにくいマリンスポーツなど、レジャー時の撮影も手軽に行える。また、最高10コマ/秒の高速連写や最高240コマ/秒のハイスピード動画撮影も可能なので、動く被写体の撮影にも最適だ。

背面のモニターは、反射防止加工が施された高輝度タイプのものを採用。屋外の強い日差しの下でも、しっかりと画像を確認できる。なお、撮影した画像の中から任意でグルーピングしたものだけを閲覧できる「電子フォトアルバム」機能も搭載。

主な仕様は、撮像素子が有効1,440万画素の1/2.3型CMOSセンサーで、レンズが焦点距離28~140mm(35mmフィルム換算時)の5倍ズーム、開放F値がF3.9~F4.9、対応感度がISO200~3200となっている。モニターは約23万ドット・2.7型の液晶方式、記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードのほか、内蔵メモリ(約95MB)が利用可能。動画の記録画素数は最大1,920×1,080ドットとなっている。付属バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約220枚だ。

サイズはW99×D25.6×H67.8mm(突起部含まず)で、重量は本体のみで約155g、バッテリーとメモリーカードを含む状態で約175gとなっている。