タックシステムは、スペクトログラム・エディターを搭載したiZotope製のバーチャル・インストゥルメント・ソフトウェア「iris」を発売した。価格はオープンプライスで、市場予想価格は2万9,400円前後。なお、同社オンラインストアでは5月31日まで、キャンペーン価格の1万5,750円にて購入できる。

「iris」は、高い評価を受けているiZotope社のDSPテクノロジーが投入された最新のソフトウェアシンセサイザー。サウンド・デザイン、音楽、そして実験的な音作りなど様々なシーンで威力を発揮する

本製品は、iZotope社初のソフトウェアシンセサイザー。オーディオ修復ツール「RX2」で用いられているビジュアルフィードバック技術を応用し、音源のスペクトログラムから望んだ部分だけを切り出し、重ね、編集することで、どんなオーディオ・ファイルからでもオリジナリティー溢れるサウンドを作りだせる。また、本製品には、ワールドクラスのサウンドデザイナーが作成した多彩なプリセットと4GBの音素材も付属する。

動作環境は、Mac OSX(10.5.8以上のIntel Mac)、Windows (Xp/x64/Vista/7)。スタンドアローン・アプリケーションおよびRTAS/Audio Suite(Pro Tools 7.4以上)、VST、MAS、AU、Direct Xなどのフォーマットをサポートする。なお、iris単体発売に加えて、専用拡張ライブラリ「Glass」(330MB)と「Wood」(230MB)を同梱した「iris+2」も同時発売されている。YouTubeにて、製品の紹介動画も視聴可能。