日本ヒューレット・パッカードは19日、金属素材の薄型筐体、LEDで発光するキーボード、アナログボリュームコントローラーなどを搭載し、より快適な使い心地と高級感を追求したプレミアムノートPC「HP ENVY15-3000」を発表した。量販店モデル・HP Directplusモデルともに2月初旬より発売する。

HP ENVY15-3000

「HP ENVY15-3000」は、デザイン面でプレミアム感を演出するべく、アルミ・マグネシウム素材のツートンカラーで最薄部28.3mmの薄型筐体、光沢の美しいハードコート・クリスタルビュー・ディスプレイ、各キーにLEDを配して美しい発色を実現したラディエンス・キーボード、スロットインタイプのDVDドライブなどを装備。性能・使い勝手の面でも、Core i7-2670QMまたはCore i7-2450MとAMD Radeon HD 7690Mの組み合わせというハイエンド仕様に加え、HP Directplusモデルでは300GBのSSDを搭載。フルHD対応(HP Directplusモデルのみ)、バッテリ駆動8時間、電源オフUSBチャージ機能、Beats Audioスピーカー×6+サブウーファー×2のサウンドクオリティなど、まさに究極のラグジュアリーノートPCという仕上がりになっている。

HP Directplusモデルの価格は139,650円。主な仕様は、CPUがIntel Core i7-2670QM(2.20GHz)、チップセットはMobile Intel HM65 Express、グラフィックスはAMD Radeon HD 7690M(1GB)、メモリがPC3-10600 8GB(4GB×2)、ストレージが300GB SSD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが15.6インチワイド ハードコートクリスタルビュー・ディスプレイ(1,920×1,080ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。

量販店モデル「HP ENVY15-3000TX」は、店頭予想価格130,000円前後。HP Directplusモデルとの仕様の相違点は、CPUがIntel Core i7-2450M(2.50GHz)、メモリ搭載量が4GB(4GB×1、最大8GB)、ストレージが750GB SATA HDD、ディスプレイの解像度が1,366×768ドットになる点など。

インタフェースは共通で、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、ギガビット対応有線LAN、Bluetooth 3.0、USB 3.0×2(うち1つは電源オフUSBチャージ機能対応)、USB 2.0×1、HDMI出力×1、DisplayPort×1、ヘッドホン出力/ライン出力兼用×2、マイク入力×1、2 in 1メディアスロット、約92万画素Webカメラなど。バッテリタイプはリチウムイオンで、駆動時間は約8時間。サイズ・重量は、W380×D244×H28.3~30mm、約2.68kg。

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