日本ヒューレット・パッカードは19日、14インチ液晶搭載でホームモバイルに適したデザイン、優れたエンターテイメント性能を特徴とするノートPC「HP Pavilion dm4-3000」を発表した。量販店モデルは2月初旬より、HP Directplusモデルは2月下旬より、それぞれ販売を開始する。

HP Pavilion dm4-3000(製品には日本語キーボードを搭載)

「HP Pavilion dm4-3000」は、同社がホームモバイルに最適なサイズと考える14インチ液晶搭載ノートPCの新製品。メインPCとしての快適さ、外出時にも使いやすいモバイル性、持ち歩きに適したデザインというホームモバイルPCに必要な3要素を兼ね備えた製品となっている。

指紋認証によるログオン、大切なデータを守るHPプロテクトスマート・テクノロジー、約7時間のバッテリ駆動といったホームモバイルに適した機能・性能を備え、さらにHP Directplusモデルではインテル スマート・レスポンス・テクノロジー対応のSSD+HDD構成による高速起動を実現。エンターテイメント性能も、14インチサイズながらもサブウーファー×2を搭載して迫力のサウンドを再生。一般的な13インチ製品相当のサイズに約2.0kgという重量とは思えないほどの充実した製品となっている。

HP Directplusモデルの価格は79,800円より。基本構成時の主な仕様は、CPUがIntel Core i5-2450M(2.50GHz)、チップセットはMobile Intel HM67 Express、グラフィックスはAMD Radeon HD 7470M(1GB)、メモリがPC3-10600 4GB(4GB×1、最大8GB)、ストレージが32GB SSD+500GB SATA HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、ディスプレイが14.0インチワイド ウルトラクリアビュー・ディスプレイ(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。メモリ容量は4GB/6GB/8GBから選択可能。

量販店モデルは、店頭予想価格10万5千円前後。HP Directplusモデルとの仕様の違いは、メモリ容量が4GBのみとなること、ストレージが750GB SATA HDDとなること、グラフィックスがCPU内蔵のIntel HD Graphics 3000となることなど。また量販店モデルにのみ、Microsoft Office Home & Business 2011 SP1が付属する。

インタフェースは共通で、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、ギガビット対応有線LAN、Bluetooth 3.0、USB 3.0×2、USB 2.0×1D-Sub×1、HDMI出力×1、ヘッドホン出力/マイク入力/ライン出力兼用×1、2 in 1メディアスロット、約92万画素Webカメラ、指紋認証機能など。バッテリタイプはリチウムイオンで、駆動時間はHP Directplusモデルが約7時間、量販店モデルが約7時間30分。サイズ・重量は、W340×D228×H24.5~34.5mm、約2.0kg。

日本ヒューレット・パッカード個人向けPC 2012年春モデル(2012年1月19日発表)関連記事
日本HP、高級感を追求したプレミアムノートPC「HP ENVY15-3000」
日本HP、フルメタルボディのUltrabook「HP Folio 13」
日本HP、"ホームモバイルPCの決定版"「dm4-3000」を発表
日本HP、ノートPC製品群をアップデート - 「dm1」にレッドモデルを用意
日本HP、「Pavilion Desktop」にAMD FX搭載の水冷ゲーミングPC「h9」
日本HP、シンプル設計のハイバリュー・ミニタワーPC「p6シリーズ」
日本HP、一体型PCの春モデル - 「Omni」にも「マジック・キャンバス」搭載
日本HP、セパレート型「h8」「s5」にプロセッサ強化などのアップデート