AKB48はライバルだけど第2の家族

――MCやバラエティーもですか。やっぱり劇場とかに出ていると鍛えられます?

藤江「AKBって本当に無茶ブリが大好きなんですよ。それに対応しなきゃいけないのがすごく大変で。『○○さんのモノマネ得意だよねー?!』とか急に振られたり(笑)。劇場とかは全部アドリブでやってるので」

――全部!

藤江「AKBの専用劇場でやってるコンサートは、全部自分たちでお題も考えてやっています。普通のアイドルの人たちに比べたら、そういう鍛えられる場もあるし、人数も多いから日々もまれて勉強になってます」

――なるほど。やっぱりAKB48という土台があるから、他のことも思い切ってやれるんですね

藤江「私が思うに、AKBって第2の家族かなって思うんです。最近は家族と一緒に居る時よりも、メンバーと過ごす時間のほうが長いので。家族でもあるし、まあ、ライバルでもあるみたいな。みんなで演技やパフォーマンスを磨きながら、チームワークを深めていけたら嬉しいですね。私、AKBに入る前は凄い人見知りだったんです。最初の頃の握手会なんかは全然喋れなくて……。そういう子だったんですけど、今はもう自分から行き過ぎちゃってファンにもウザがられてます(笑)」

――では最後にこれからの活動の抱負を聞かせてください

藤江「女優としての目標は、今はまだまだ全然ダメですが、人を感動させられる演技ができるようになれたらって思います。あと、とりあえず、人間になれれば。目指すは人間(笑)」

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インタビューの後、編集部が持参した色紙3枚にサインを書いていただいた。たっぷり時間をかけて丁寧に仕上げられたサインはそれぞれに違うメッセージや顔文字が入っており、同じものは2つとない大変貴重な色紙となった。マイナビニュースリニューアルを記念して読者の方から3名様にこの「藤江れいな サイン色紙」をプレゼントする。応募方法はこちら

カラーペンを何度も持ち替えて書いてくれた

撮影:石井健

PROFILE

ふじえ・れいな

1994年2月1日生まれの17歳。千葉県出身。人気アイドルグループ「AKB48 チームK」のメンバー。個人としても「マザー牧場イメージガール(千葉県)」を務めるほか、NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』や、TBS『ハンチョウ神南署安積班 -シリーズ4-』にゲスト出演、初主演映画『縁切り村』で銀幕デビューなど女優としても活躍している。12月7日に発売される、AKB48 24thシングル 「上からマリコ」では、じゃんけん大会準優勝で勝ち取った「準センター」のポジションで、約2年半ぶりに「AKB48」選抜メンバーに復帰する。


『イトーチューブ』
イトーカンパニー所属の俳優が出演するオムニバス短編映画。11月12日(土)より、下北沢トリウッド(東京)にて公開中。藤江れいなはAプログラム「マネキン少女」に主演