iPhoneアプリ「楽譜カメラ」

河合楽器製作所は、リアルタイム楽譜認識エンジンを備え、楽譜にカメラを向けるだけで五線や音符を瞬時に認識し、すぐに音を鳴らすことができるiPhoneアプリ「楽譜カメラ」を発売した。価格は350円。

本アプリでは、楽譜にカメラを向けるだけで、五線や音符、臨時記号を瞬時に認識し、音データに変換可能。印刷楽譜はもちろん、手書き風楽譜や、多少の明暗や色むら、湾曲、シワ、歪みのある楽譜でも認識できる。

また、画面上のタップボタンでリズムを刻んでいく「タップ演奏」と、画面上で指を左右にすべらせていく「なぞり演奏」に対応しており、自分のペースで音符の確認と練習が行える。さらに、演奏音色の変更などに加えて、楽譜の音符を自由にトランスポーズして演奏することも可能なため、移調楽器などの練習も最適。そのほか、認識したデータは、後で練習したいときのために、ワンタッチで保存も行える。