オリンパスイメージングは、スタイリッシュなボディーに「防水・防塵」「耐衝撃」「耐低温」などのタフ性能を備えたコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS Tough TG-615」を7月下旬より発売する。オープン価格。推定市場価格は2万8000円前後。

「OLYMPUS Tough TG-615」

カラバリはシルバー/ピンク/グリーン

TG-615は、水深5mの防水性能(JIS/IEC保護等級8(IPX8)相当)、砂やホコリに強い防塵性能、高さ1.5mからの耐落下衝撃性能、-10℃の耐低温性能などの強靭さと、スタイリッシュさを両立させたデジタルカメラ。ビーチや雪山のような強力な日差しの下でも画面がより見やすい3.0型 高精細92万ドット液晶や、これまで耐落下衝撃性能との両立が困難とされていたCCDシフト式手ぶれ補正機構を搭載。高感度撮影機能と併せてダブルで手ぶれ・被写体ぶれを抑え、アウトドアでのハードな場面でも、ダイビングやシュノーケリングなどの水中撮影でもぶれを気にせずに撮影を楽しめるという。ワンタッチホワイトバランス機能も搭載し、難しい光の条件でも色を正確に再現する。また、水中の色味を自動で検出、補正し最適なホワイトバランスで撮影できる「水中オートホワイトバランス」により、静止画はもちろん、動画も水中で色鮮やかに撮影することができるという。

マジックフィルターに新たに「ミニチュア」と「ミラー」を追加。全10種類のうち、8種類は動画撮影も可能となった。

3Dフォトが簡単に撮影できる機能や、撮影時に肌をなめらかに美しく補正する「ビューティーモード」、撮影後に肌や瞳を美しく補正する「ビューティーメイク」機能を搭載。また、ペット(犬・猫)の顔を自動検出してベストタイミングでオート撮影できる機能など、タフなシーンだけでなく普段使いでも楽しめる機能を搭載している。

基本性能としては、35mmカメラ換算で広角28mm~140mmの光学5倍、デジタル4倍ズームを搭載しており、広い風景や集合写真はもちろん、画角が狭くなる水中での撮影にも対応する。有効1400万画素CCDと同社独自の画像処理エンジン「TruePicIII(トゥルーピックスリー)」により、高画質・高精細な画像を実現しているという。

記録媒体は、内蔵メモリー(19.5MB)、SD/SDHC/SDXC/(128MB~32GB)Eye-Fiカード。感度は、AUTO/高感度、AUTO、ISO 80,100, 200, 400, 800, 1600。動画記録方式は、MPEG-4 AVC/H.264。外部インタフェースは、HDMI(Type D:HDMI Micro Connector)、マルチコネクタ(USB、AV)。サイズ(CIPA準拠)は、99.5(W)×64.5(H)×26.1(D)mm、バッテリー・カードを含む量さ(CIPA準拠)は、190g。