俳優の織田裕二が8日、東京国際フォーラムで行われた映画『アンダルシア 女神の報復』(西谷弘監督)の完成披露試写会に共演した黒木メイサ、伊藤英明らとともに出席した。

左から、伊藤英明、織田裕二、黒木メイサ 拡大画像を見る

この日の為に設営されたスパニュッシュ・ランウェイに織田らが登場すると、集まった約4,000人の観客は総立ちで拍手喝采。大きな歓声が上がった。

『アンダルシア 女神の報復』は、2009年に公開され興行収入36.7億円の大ヒットとなった『アマルフィ 女神の報酬』から始まる外交官・黒田康作シリーズの映画第2弾。今回の舞台は、スペイン・アンダルシア。日本人投資家殺人事件の裏に隠された真相を追う黒田(織田)は、遺体の第一発見者で事件の鍵を握る新藤結花(黒木)と、黒田と対立するインターポール捜査官の神足誠(伊藤)の2人に出会う。3人は、バルセロナの日本領事館へ向かうが、武装グループから襲撃を受け、黒田に任務中止の命令が下されてしまう……というストーリー。

黒田を演じる織田は「自分は出演者ですけど、映画を観たらものすごくスリルがあって面白かった。まさか、あの人からあんな事を言われるとは……何てことも。前回は、すごく黒田、黒田してましたが、今回は、結花と神足というプロフェッショナルな役が2人もいる。黒田が負けそうになるところも観て下さい」と見どころを語った。

黒のドレス姿で観客を魅了していた黒木

劇中で使用されていた銃は本物だったそうで、「伊藤君が、銃を持って嬉しそうにしてるんですよ。もちろん空砲なんですが、撮影で銃を向けられたときは、本当に怖かった。」と織田がポロリ。「見ての通り、伊藤君は僕より一回りでかいんで、彼にタックルされるシーンの時は、本当に効きました」と撮影を振り返った。

また、撮影がオフの時は、織田とよく2人で食事に行っていたという黒木は、MCから「織田さんと伊藤さんのどちらが翻弄しやすい?」と聞かれ、「それはもちろん、織田さんです!」と即答。さらに西谷監督からも「誰が見てもそうでしょ」と言われた織田は、「僕もそうだと思います」と苦笑していた。

映画『アンダルシア 女神の報復』は、6月25日より全国公開される。