ユニクロやジーユーを展開するファーストリテイリングは6日、東日本大震災の支援活動の経過を報告した。また、9~10日の2日間、国内のユニクロにて追加義援金活動を行うことも発表された。

ユニクロなどを展開するファーストリテイリングは、震災発生後の3月14日に復興支援の実施を発表していた

同社の支援活動については既報の通り

23日には、ファーストリテイリンググループから2億円、同社代表取締役会長兼社長の柳井正氏より10億円の義援金が、それぞれ日本赤十字社に送金された。残りの義援金も順次送金を行う。店頭募金も、3月末時点で約5,400万円が集まっており、今後も引き続き募金活動を行うとのこと。

支援物資については、ヒートテック、フリース、肌着類、タオル類など、ユニクロやジーユーの商品7億円相当が各被災地に寄贈された。宮城県には3月20日と26日、4月3日の3回にわたり、計47万着を発送。福島県には3月20日と4月3日に計30万着、岩手県は3月22日に5万着、茨城県は3月25日に3万着をそれぞれ発送している。これに合わせ、同社社員50名も現地に赴き、物資を配布するなどのボランティア活動も行った。

9~10日の追加義援金活動では、ユニクロにてドライカラーTシャツ(1枚500円)を購入すると、1枚につき100円が義援金に。「引き続き従業員一同全力を挙げて、できる限りの支援を行ってまいります」と同社はコメントしている。