Xeon E7シリーズはダイサイズが513平方ミリ、26億個のトランジスタを搭載する

米Intelは4月5日 (現地時間)、Xeon 7500シリーズ (Nehalem-EX)の後継となる「Intel Xeon processor E7-8800/4800/2800」(Westmere-EX)を発表した。10/8/6コアのMPサーバ向けプロセッサで、製造プロセスは32nm。前世代から最大40%のパフォーマンスの向上を果たしており、先進的な消費電力管理機能との組み合わせで、データセンターにおける効率的なサーバの削減を可能にする。

Xeon E7 全18モデルのうち10コアは10モデル。上位のE7-8870、E7-4870、E7-2870はクロックスピードが2.4GHz (Turbo Boost最大2.8GHz)で、3次キャッシュが30MB。TDPは130Wだ。パフォーマンスと低電圧動作のメリットを兼ね備えた10コア低電圧版のE7-8867Lは、TDP105Wでクロックスピードが2.13GHz (同2.533GHz)に達する。8コア製品で最上位のE7-8837は、TDP130Wで、クロックスピード2.66GHz (同2.8GHz)となっている。3次キャッシュは24MB。E7-8837以外はHyper-Threadingテクノロジをサポートしており、8ソケットのシステムであれば、80コア160スレッドが実現する。4ソケットシステムで最大2TBのDDR3メモリの搭載が可能、102GB/sのメモリー帯域をサポートする。

Intelによると、E7-4870 (30M キャッシュ、2.40GHz、6.40GT/s QPI)のSPECint_rate_base2006ベンチマークのスコアは"1,010"。X7560 (24Mキャッシュ、2.26GHz、6.40GT/s QPI)の"723"を40%上回る。また、ワークロードを基にアイドリング状態のコアの電力消費をダイナミックにほぼゼロの状態にまで削減する省電力技術Intelligent Powerを備えており、「18台のデュアルコアサーバを1台のXeon processor E7ベースのサーバに置き換えられる」と、優れたコスト効率をアピールしている。

Intelはまた、エントリーレベルのサーバ向けプロセッサ「Intel Xeon processor E3-1200シリーズ」も発表した。Sandy Bridgeベースの4コア/ 2コア・プロセッサで、製造プロセスは32nm。最上位のE3-1280は、4コアでHyper-Threadingテクノロジをサポート。クロックスピードは3.5GHz、Turbo Boost時に最大3.9GHzまでクロックアップされる。8MBの3次キャッシュを搭載。TDPは95Wだ。