SBIホールディングスの子会社で日本国内でのソーシャルレンディング(個人間融資)事業の運営準備を進めてきたSBIソーシャルレンディングは28日、営業を開始した。

ソーシャルレンディングとは、「お金を借りたい人」と「お金を投資したい人」を、インターネットを通じて結びつける新しい金融サービスの形態。2005年にイギリスのZOPAがサービスを開始して以来、米国、ドイツ、中国、韓国、オーストラリアなど、世界各国で次々と誕生して急成長を続けており、今後さらなる市場の拡大が見込まれている。

ソーシャルレンディング事業者は、インターネットを活用することで借手と投資家を結びつけ、低コスト経営により、借手には低金利、投資家には高利回りという形で新たな形態の金融サービスの提供が可能となる。また、世界各国のソーシャルレンディングでは個人間の融資に加えて、借手と投資家の双方で法人も顧客になり始めており、「新たな金融プラットフォームとしての役割をソーシャルレンディング事業者が担い始めている」(SBIホールディングス)。

SBIソーシャルレンディングは、28日から、借手向けサイトでは「SBISL借換ローン3年」「SBISLフリーローン3年」「SBISLフリーローン2年」の3種類の商品の借入申込の受付を開始する。

「借手向けサイト」トップページ

また、SBIソーシャルレンディングの子会社であるSBIソーシャルレンディングサポートが運営する投資家向けサイトでは、「SBISL借換ローンファンド3年」「SBISLフリーローンファンド3年」「SBISLフリーローンファンド2年」の3種類の商品の出資申込の受付を開始する。

「投資家向けサイト」トップページ