アサヒビールのアサヒビールお客様生活文化研究所は4日、「お花見」に関する意識調査の結果を発表した。対象は全国の20歳以上の男女4,002人(有効回答数は男性1,932人、女性2,070人)、2月23日~3月1日にインターネット上で行われた。

「今年、お花見へ行く予定がありますか? 」との質問には、「必ず行くつもり」が23.4%、「まだ決まっていないが行くつもり」が34.3%となり、全体の約6割がお花見を計画していることがわかった。年代別に見ると、20代で50.0%、30代で55.7%、40代で51.8%、50代で60.0%、60代で75.2%、70代以上では75.4%となっており、同研究所は「お花見はシニア層を中心に季節イベントとして定着している」と分析している。

次にお花見で欠かせない飲み物について調べると(3つまで選択)、1位「ビール」(65.0%)、2位「お茶・コーヒー」(31.8%)となり、さらには主婦層やハンドルキーパーからも支持された結果9位に「ノンアルコールビール」(9.6%)が入っている。

「あなたが楽しみにしているお花見に欠かせないグルメは? 」(3つまで選択)については、「妻の手作り『お花見弁当』」や「手作りのサンドウィッチ」などが具体例として挙げられた「手作りのお花見弁当」(28.8%)が1位となった。2位は僅差で「おにぎり」(27.8%)。同研究所によると、皿や箸がなくても食べられる「手軽さ」、冷めても味の落ちない「おいしさ」がおにぎりの魅力で、野外で食べるお花見グルメに最適という声が寄せられたとしている。