都電荒川線7500形

東京都交通局はこのほど、都電荒川線の電車「7500形」の運行終了を発表した。最終運行日は3月13日。7500形は1962年に20両が製造され、当時は青山車庫に配置された。同車庫の廃止後は18両が荒川車庫に移籍。1977年からワンマン運転用に改造され、1984年からは新しい車体に更新されて、都電初の冷房車となったという。老朽化のため2009年から廃車が始まっていたとのこと。

同局は引退を記念したイベント、ヘッドマークを装着した運行、記念1日乗車券や鉄道グッズの販売を行う。

引退記念イベントは3月13日11:00~13:00。荒川電車営業所で開催する。鉄道ジャーナリスト 史絵.さんによるトークイベントや、電車撮影会を実施する予定。また、同会場内の都電おもいで広場横スペースでは、10:00~13:00に電車グッズの販売会も実施するという。

3月4日~13日は、引退車両のうち「7511号」「7512号」に記念ヘッドマークを装着して運行する。車両検査の都合で運転しない日もあるとのこと。

「さようなら都電7500形」記念都電一日乗車券

「さようなら都電7500形」記念都電1日乗車券は13日のみ販売する。販売場所は引退記念イベント会場内の都電おもいで広場横スペースと都電荒川線車内。価格は400円。1,000枚限定販売で、売り切れ次第販売終了となる。