なんて自由なポテサラレシピ

『まるごと一冊 ポテサラ本』
旭屋出版発行 定価1,000円 2011年3月3日発売 B5判96ページ

(ポテサラと本の間にはハートマークが入る)

トーク番組「アメトーーク」から登場した「ポテトサラダ芸人」。番組中ではひたすらポテトサラダに対する愛を各芸人が語っていたのだが、ポテトサラダは何も芸人たちだけのものではない。リーフサラダは嫌いでも「ポテトサラダは好き! 」という人も結構多い。そんな多くの人々の心を惹きつけるポテトサラダが、なんと1冊のレシピ本になった。その名も『まるごと一冊 ポテサラ本』(ポテサラと本の間にはハートマークが入る)だ。

収録レシピ数は135。ベーシックなポテトサラダに他の食材や調味料などを"のせるだけ""混ぜるだけ"などといった簡単アレンジから、イカにポテトサラダを詰めたイカ飯風のメニューや餃子の皮で包んで揚げたものなども登場。……なんて自由な発想なのだろう。

旭屋出版の担当編集者は、「誰もが馴染みのあるポテサラですが、最近はハーブやチーズなどを加えてワインに合うよう仕上げた"おとなのポテサラ"がビストロなどで増えています。また、加える具材や調味料でバリエーションが無限に広がるのが醍醐味ですね」と話している。

各レシピは、カフェやフランス料理店、ワインバー、和食店といった名店が考案。いろんなジャンルの店が考えているだけあって、つまみ系のものから主食系(!)まで幅広い。そう、収録されている135品全品を毎日1品ずつ食べていっても飽きなさそうなくらい、とにかくバリエーション豊か。というか、「ポテトサラダを食べている」ということにすら気づかないかもしれない。

多種多少なレシピの数々で、「一体ポテトサラダってどんな料理だったっけ? 」とあなたのポテサラ概念が覆ること間違い無しの一冊だ。