パナソニックは3日、デジタルセットトップボックス「TZ-LS300F」「TZ-LS300P」「TZ-LS200P」を発表した。発売は来年2月。TZ-LS300FとTZ-LS300Pは、録画機能などを装備したベーシックモデルで(TZ-LS300FにはDOCSIS2.0相当のモデム機能も搭載)、TZ-LS200Pは、価格を抑えたエントリーモデル。

録画機能やDLNAプレーヤー機能などを搭載するベーシックモデルの「TZ-LS300F」

TZ-LS300F/Pの録画機能は、USB接続のHDDへ録画を行うもので、USB 2.0接続のHDDに対応する。同社では、バッファロー製 HD-LBU2シリーズ、アイ・オー・データ機器製 HDCA-Uシリーズとの接続性を検証中だ。また、両モデルは、ネットワーク経由でのダビング機能も搭載。録画した番組を、同社のDVD/BDレコーダー「DIGA」や、同社のBD搭載デジタルSTB「TZ-BDW900」などにダビングすることができる。もちろん、ダビングしたコンテンツをBDなどに書き出すことも可能だ。また、DLNAのプレーヤー機能も搭載しており、DIGAなどに録画した番組を、別の部屋に設置したTZ-LS300F/Pで楽しむこともできる。

なお、3モデルとも、次世代放送方式の256QAM/H.264に対応。さらに、放送局名や番組名、番組内容などの音声読み上げ機能、「ECOスタンバイ」など、ビエラの省電力機能にも対応している。