さんけいは、スタジオジブリの長編アニメ「となりのトトロ」に登場した洋館付き住宅を1/150スケールでジオラマキット化。『みにちゅあーとキット サツキとメイの家』として発売する。価格は4,578円。
サツキとメイがお父さんに連れられ、都会から田舎に引っ越してくるところから始まる映画「となりのトトロ」。新しい暮らしが始まる引っ越し先は、三角屋根の洋館がついた和洋折衷の住宅だ。このどこか懐かしい家をスタジオジブリ監修のもと、ジオラマキットにしたのが『みにちゅあーとキット サツキとメイの家』だ。
キットはレーザーカットされたカラー厚紙を組み立てる仕組み。とはいえ、単なるペーパークラフトとは一線を画している。博物館展示用の模型製作を本業とするさんけいが手がけているだけに、小トトロが逃げ込んだ縁の下や、瓦先端の円形部分である瓦当(がとう)の紋様までも精巧に再現。映画のワンシーンを切りとったかのような、細部までこだわり抜かれたディテールとなっているのである。まさに草壁一家の笑い声が聞こえてきそうな完成度。鉄道模型ファンではなくとも注目のジオラマだ。