相鉄ホールディングス、東急電鉄、伊豆急行、上田電鉄の4社は、29日から鉄道ファン向けに鉄道写真をWebサイト「鉄写資料館(http://www.tessya.com)」で公開・販売する。サイトの運営はdcWORKS(神奈川・横浜)が実施する。まずは4社でスタートし、今後は参加鉄道会社を増やしていくという。

相模鉄道8000系の検査、車体の梁構造もわかる

東急5050系と9000系の並び

伊豆急行の黒船電車・アルファリゾート・リゾート21

上田電鉄5201と5004の現役時代の勇姿

公開当初は鉄道会社でなければ撮影できない「資料価値の高い写真」1,000点を用意するという。写真のカテゴリーは車両、線路、車両センター、乗車券、乗務員、路線案内、ダイヤ、旧型電車、気動車、貨車、機関車、旧塗装、保線用機械など多岐にわたる。価格は1枚あたり100円、300円、500円、1,000円。

dcWORKSによると、サイト公開後は毎月第1、第3金曜日に20点の新作写真を公開し、閲覧者による「レア度投票」を実施する。写真の価格は得票数に応じて安くなる「プライスダウン方式」になるとのこと。売り上げの5%を環境保全団体へ寄付する予定。

サイト公開を記念して、10月末までに会員登録したユーザーに対して、抽選で鉄道会社各社からの特製グッズや限定グッズをプレゼントするという。応募の際にTwitterアカウントをフォローすると当選確率が倍になるとのこと。