【FX テクニカル クロス円】ユーロ円

欧州ストレステストの結果を受け、週明けのアジア市場は総じてリスクテイクの展開へ。 株式市場が堅調な値動きとなっており、ユーロ円は目先の上値レジスタンス113円ミドルを突破するかが注目される。

日足でみると21日MAで下支えされ、底堅い展開となっているユーロ円。しかし、113円ミドルがレジスタンスとして意識される展開に変化は見られない。

アジア株式がリスクテイク一色となってもこのレベルで反落するようなら、再び21日MAトライの展開となる可能性が高くなる。更に同MAを下抜けた場合は、7月22日安値110.00のライン付近がネクストターゲットとして浮上しよう。

1時間足で直近の動向を詳細にみると、やはり上値は113.50レベルが意識されていることがわかる。反落するようなら、21日MAトライ前に、短期サポートラインが目先の下値ポイントとして浮上するか注目。下抜けた場合は、111円ミドルレベルが浮上する。この少し上には21日MAが位置しており、111.50を中心にサポートゾーンを形成する可能性もあるため、ロングポイントとして押さえておきたい水準だろう。

この水準をも下抜けるようなら、やはり110.00割れが視野に入ると考えられる。

ユーロ円 日足

ユーロ円 1時間足