現在撮影が進められている映画『日輪の遺産』で、東京・練馬の東映東京撮影所で行われている撮影の様子が11日に公開され、出演者の堺雅人、中村獅童、福士誠治が報道陣の前に姿を現した。

映画『日輪の遺産』に出演する、左から中村獅童、堺雅人、福士誠治

『日輪の遺産』は、浅田次郎の同名小説を映画化したもの。マッカーサーの財宝200兆円をめぐる、20名の少女たちと軍の密命を守り抜いた将校たちとの壮絶なドラマを描いた感動作となっている。

この日、丸刈りに軍服姿で登場した堺、中村、福士の3人。本作で主演を務める堺は、戦時下を描いた本作に挑むにあたって「(戦争について)分かったふりだけは避けたいと思いました」という。堺が演じるのは、近衛第一師団・情報参謀で居合の達人である真柴少佐。役作りでは「型にはまった軍人にならないように気をつけています」とのことで、さらに、「(居合を)40時間以上特訓しています」とも明かした。

また、"20人の女学生"との撮影についても話がおよび、堺は「毎日が新鮮で、演じていて楽しい現場」と感想を述べた。中村も「彼女たちのたたずまいを見ていると心に響くものがあり、新鮮でした」と、何か感じるものがあった様子。さらに中村は、「もんぺをはいた姿を見ると、やはり日本人だ(笑)とも思いましたし、時代を飛び越えるような瞬間にドキッとさせられました」と楽しそうに撮影の印象を語ったが、最後は「戦争映画は作品を通じて何を感じていただけるか、ということだと思うので、一生懸命やっています」と表情を引き締めた。

「役者としての喜びを感じながら演じています」という福士。劇中では英語を使う場面があるといい、「特訓しながら準備しています」と話した

映画『日輪の遺産』は角川映画より、2011年公開予定