グラスヒュッテ・オリジナルは、スイス・バーゼルにて開催された「BASELWORLD 2010」にて、ミニマリズム・デザインを特徴とする「パノマティック・ルナXL」などの新作を発表した。

グラスヒュッテ・オリジナルは、旧東ドイツ・グラスヒュッテの時計ブランドの総合体「GUB」を継承した、ドイツの時計ブランド。現在はスウォッチ グループに属し、日本には2002年より投入されている。そんなグラスヒュッテ・オリジナルの新作として発表されたのが、「レス イズ モア(シンプルであることが最大の効果)」を謳う、「パノマティック・ルナXL」。パノマティックXLモデルを代表するデザインを踏襲しつつ、いくつもの円状にギョーシェを施したサブダイアルや、サテン仕上げのシルバーの夜空にポリッシュされた月と星が輝くムーンフェイズ表示などを採用しエレガントさを演出した。ケースは42mmのSS製で、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げが施されている。

ガルバナイズ仕上げのマットなグレー文字盤に、オフセンターの時・分・秒を表すサブダイアルを配置した「パノマティック・ルナXL」。発売は夏を予定しており、価格は142万8,000円(予価)

このほか、1960年代のデザインをとり入れた「セネタ・シックスティーズ・パノラマデイト」や、30日先までのアラームをセットすることができる「セネタ・ダイアリー」など、"流行に左右されない"ドイツらしい質実剛健なラインアップを展開していた。

ドーム型文字盤上に、3・6・9・12時位置のアラビア数字と分目盛りが配置された「セネタ・シックスティーズ・パノラマデイト」。5月発売予定で、価格は108万1,500円(予価)