ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン(GMAPJ)は、日本への「シボレー コルベットZR1」(2010年モデル)の導入を発表した。発売次期は2010年8月を予定している。価格は1490万円。

シボレー コルベットZR1

コルベットZR1は、コルベットの中でも最強のパフォーマンスを誇るモデル。2009年モデルがアメリカでデビューし、2010年モデルから日本に導入されることになった。

導入されるモデルは、スーパーチャージャー付きの6.2L(リッター)V型8気筒エンジン(LS9型)を搭載。このエンジンは手作業で組み立てられる。最高出力は476kw(647PS)、最大トルク819Nm(83.5kgm) を発揮。米国仕様車は、0-60mph(96km/h)加速3.4秒、0-100mph (161km/h)加速7.0秒、最高速度205mph(330km/h)、0-400mは11.3秒でクリアするという。

「Z06」同様のアルミニウムフレームを採用しており、ボディ重量は1512kgに抑えられた。専用にチューニングされたマグネティック・セレクティブ・ライドコントロール(ダンパーに磁性流体を使用する連続可変減衰力調整システム)、レーシングレベル サスペンション、専用開発のミシュラン「パイロットスポーツ2」タイヤ(前P285/30ZR19、後P335/25ZR20)、ブレンボ製カーボンセラミック ディスクブレーキローター、大型キャリパー(前6ピストン 後4ピストン)などを装備する。トランスミッションはクロスレシオの6速マニュアル(ローンチコントロール付)となる。

エクステリアでは、カーボン製エンジンフード(透明ポリカーボネイトのウインドー付き)、カーボン素材を露出させた固定ルーフ、カーボン製フロントフェンダー、ZR1専用アルミホイール、4インチ径デュアルモードエキゾーストなどを特徴としている。インテリアには、ZR1ロゴ入り専用メータークラスター、ブーストゲージ付き専用メーターパネルなどを装備する。