アイテムとマテリアルの組み合わせを選ぶだけで、全国共通ギフトカード 5万円分やPSPが当たる『親子でFXをまなぼう エコトレ・コロシアム』が2月1日よりスタート。現在は応募を締め切り、運用期間に突入している。

同コンテストは、「マイコミジャーナル」内のコンテスト専門サービス「マイコミジャーナル コンテスト」において実施されるもの。親子で自動売買システムに慣れ親しんでもらうことが目的で、選んだ売買モデルと通貨ペアの組み合わせを2種類選ぶだけで、だれでも参加することができる。

現在は、申込者を対象にアイテムとマテリアルの組み合わせを1種類のみ変更を受け付け中。今回は2月上旬の成績を元に、戦況をお伝えする。ぜひ今後の流れを読み解くカギにしてほしい。

2月は大荒れのコロシアム

コロシアムの中は大荒れの様子。2月に入って早々に、大物の敵が次々に攻撃を仕掛けてきた。一番の敵は巨獣B.O.A(バンク・オブ・アメリカ)だ。巨獣を操るCEOが、怪獣メリルと共謀してM&A攻撃を仕掛けようとしてきたが、CEOの謀略が天空の神の知るところとなり(※1)、その怒りで、コロシアムの中には大激震が走った。米ドル・マテリアルの価値は大暴落。

そして、ユーロ・マテリアルを作った神様の一人、ギリシャの神も不正を働いていた(※2)ことが発覚。その結果、ユーロ・マテリアルの価値も大きく後退してしまった。このように、2つのマテリアルがパワーを失うなか、健闘ぶりを見せ付けたのが豪ドル・マテリアルだ。米ドル・マテリアル、ユーロ・マテリアルとともに、一時は価値が後退したものの、他のマテリアルに比べて価値の回復力が強く、元の水準に戻ってきた。

※1.バンク・オブ・アメリカのルイス前CEOが起訴された件
※2.ギリシャにおける財政赤字問題

ボラティリティランナーで好機逃さず

大混乱のなかで威力を発揮するアイテムといえば「ボラティリティランナー」だ。自分の置かれた状況が有利と判断するや否や、矢継ぎ早の攻撃を仕掛けていく。15回にも及ぶ攻撃を仕掛け、そのうち8回の勝利を収めた。マテリアルの価値が下がってもリターンが得られるショートの戦略を組み合わせることによって、うまく波に乗れたことが攻撃力を高める秘訣となっている。

ただ、同じように順ばり戦略をとる「ブレイクサーファー」は、攻撃に出るタイミングが早すぎた。結果、返り討ちに遭ってしまい、損失額を増やしてしまうという残念な結果となっている。

また、順張りの「MAマスター」と、逆張りの「Rブレイカー」も、それぞれタイミングを見計らって攻撃を仕掛けたものの、選んだアイテムによって成果には差が生じている。「2タイムチャンピオン」は負けが大きく、傷だらけの結果に。

後半戦のカギとは

これからコロシアムはどういう状況になるのか。ギリシャの神が行った不正の影響は根強く、ユーロ・マテリアルはまだまだ価値減退のリスクが残っている。豪ドル・マテリアルについては、「金利」の動きに注意したい。金利は豪ドル・マテリアルをパワーアップさせる大きな要素だが、今後、金利上昇が見込めないということになれば、今までの期待度が高かっただけに、価値減退の恐れが高まってくる。

そうなると、やはり安定した米ドル・マテリアルへの関心度が高まりそうだ。米ドル・マテリアルは「景気」がパワーアップの大きな要因になるので、天空の神のお告げには十分注意されたい。

コロシアムのなかには不透明要因がたくさんある。それだけに、相手との戦いに深入りしない短期決戦が、いたるところで繰り広げられることになるだろう。深入りすると、返り討ちに遭って大怪我をするもとになる。それに適したアイテムは何か。戦いの後半戦は、そこに勝利のカギがありそうだ。