見やすくなったスクリーンキーボード

スクリーンキーボードは、実際のキーボードの代わりに、デスクトップ上に表示されたキーボードの画面からマウスで操作するものである。これもVistaでは、図6のようなものであった。

図6 Windows Vistaのスクリーンキーボード

正直、あまり見やすいものではなかった。もちろん、自分好みにキートップなどのフォントを選択することができるのであるが、やや面倒くさかった。Windows 7のスクリーンキーボードであるが、見た目から大きく変わった(図7)。

図7 Windows 7のスクリーンキーボード

まず気がつくのは、「かな」や日本語が表示されるようになった。さらにキートップの文字自体も大きくなり、見やすくなった印象がある。あとは、テンキーが表示されていない。これは、スクリーンキーボードの[オプション]キーから設定することができる。Windows 7では、メニューバーがなくなり、[オプション]キーを押すと、図8のようなダイアログが表示される。

図8 スクリーンキーボードのオプション

ここで、[テンキーを有効にする]にチェックをいれるだけだ。図9のようになる。

図9 テンキーが表示されたスクリーンキーボード